adidas Originals|JABBAR LOW atmos
ヴィンテージの文脈で履きたい復刻バッシュ
「この秋、アディダスが推しているモデルのひとつがジャバーです。ホワイト×ブルーアッパーのスムースレザーのハイカットとローカットも復刻されますが、アトモス別注でスエードバージョンのローカットが登場します。僕の記憶だとジャバーが最後に復刻されたのは、もう20年くらい前…2004年頃だったでしょうか。ヴィンテージマニアには受けがいいのですが、ストリートの文脈があまりないので、単純に復刻するだけだと広がりが少ないんですよね。
アトモスのコラボレーションではアーカイブからブルースエードを選んで、ヴィンテージスペックでつくっています。毛足の長さにもこだわっていて、かなりレベルが高いと思いました。この古着感を活かして、いい古着をミックスしたモダンなコーディネートに合わせたら映えるのではないかと。
ヴィンテージスニーカーブームのときには、フランス製ジャバーやトップ10もかなり価格が高騰していた記憶があります。でも裏原的なストリートの文脈はないモデルでした。だから僕の中では“スター選手が履いていたヴィンテージの靴”という解釈なんですよね」(小澤)
アディダス オリジナルスのレトロ系コートシューズをアトモスが復刻。ロサンゼルス・レイカーズなどに所属したNBAのスター選手、カリーム・アブドゥル・ジャバーは、黄金期にアディダスと契約。1979年にシグネチャーモデルが発表された。トウにあしらわれたスエードの補強パーツがジャバーモデルのアイコン。
アトモスカスタマー Tel:050-1720-8813
エディター
小澤匡行
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。