NIKE|ZOOMX VAPORFLY 3
ファイヤーパターンが斬新な今年の“駅伝パック”
「ナイキが10年以上前から駅伝シーズンに合わせてリリースしている“駅伝パック(EKIDEN PACK)”が、今年も発売されました。毎回、箱根にインスパイアされたデザインを採用しているのが特徴で、今年は駅伝がスタートしたころに夜間区間を走るランナーの足元を照らしていた松明の炎がモチーフになっています。
とはいいつつ、2002年にナイキは駅伝選手の意見をもとにつくった『エア ストリーク スペクトラム プラス』でもファイヤーパターンを使っていて、2018年にはシュプリームがコラボをしているんですよね。だから見る人によっては、シュプリームが使った柄をアスリートが履いていると思うかもしれません。いずれにせよ、ストリートを彷彿とさせる柄を、限界に挑戦するようなシーンでアスリートが履くなんてことは、今までなかったことだから、僕はとてもワクワクしています。
“駅伝パック”はあらゆるランナーのレベルに合わせたモデル4モデルをラインナップしています。個人的にファイヤーパターンのバランスが一番いいと思うのはこの『ヴェイパーフライ 3』。上位モデルの『アルファフライ 3 プレミアム』も出ていますが、日常のランニングに頻度高く取り入れたいのなら『ズーム フライ 6 プレミアム』のスペックはおすすめです」(小澤)
2024-2025年シーズンの“駅伝パック”は、デイリーなトレーニングからレース本番まで対応する4モデルをラインナップ。日本の国旗からインスピレーションを得た配色が特徴だ。レーシングモデルの「ヴェイパーフライ 3」は、ヒールカウターの左足に「駅」、右足に「伝」の文字が漢字であしらわれている。
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「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。