
ラグジュアリースニーカーの最高峰!
パリ発ラグジュアリーブランドの「DIOR(ディオール)」から、メンズ・アーティスティック・ディレクターを務めるキム・ジョーンズ(Kim Jones)が提案する新作スニーカー「B35 NXXT」がリリース。昨年6月のパリ・ファッションウィークで喝采を浴びた2025年春夏コレクションのキーアイテムが、全国のディオール ブティックおよび公式オンラインブティックで発売中だ。イタリア製。




キム・ジョーンズが解釈する現在進行形の「ディオール」スタイルとは、オフィシャルアナウンスで明らかなように、「レトロフューチャリスティックなビジョンと卓越したクラフツマンシップ」に根差したものである。このメソッドは新作スニーカーの「B35 NXXT」においても顕著であり、小物・アクセサリーで多用されるカナージュ(CANNAGE)モチーフを採用したオリジナルソールや2層構造のテクニカルメッシュ仕上げの美麗アッパーで、本丸のハイ・ラグジュアリーを謳っている。
これが「B35 NXXT」だ!


アッパーにベージュとブラウンのラフィア椰子(ヤシ)を使用した「B35 NXXT」はリゾート気分を盛り上げてくれそう。ランウェイの遠目から、「アッパーの素材はニットか?」の声が挙がっていたスニーカーが、いよいよ発売になった。
加えて、このスニーカーの勝利打点として、スノッブなデザインアプローチとの共存が挙げられる。1990年代のランニングシューズに着想を得たレトロフォルム、オープンワークのボリュームソールなどスニーカーマーケットの最旬トレンドを意識しつつ、アイコニックな物欲も煽るのだ。なんと、「Dior」ロゴはシュータン・トゥ・サイド・ヒール2箇所の計5つ(インソール含まず)もある。
カラバリも豊富






見逃しがちだが、トゥの外側に「く」の字で施されたグラフィックワークの先にある「47」の数字に注目。このスポーティな要素は、初代クリスチャン・ディオール(Christian Dior)がモンテーニュ通り30番地のサロンにて初のファッションショーを発表した19「47」年2月12日にちなんだもの。
連綿と続くメゾンの歴史に敬意を払い、熾烈を極めるスニーカーシーンでしっかりと地に足を着け、そして争奪戦の嬉しい悲鳴まで付いてしまう。清濁併せ呑むデザインバランスこそ、キム・ジョーンズの真骨頂なのだ。さあ、何色にしよう?

最後にキャンペーンビジュアルを紹介。ディテールのクローズアップと日常のワンシーンを重ねたストーリー仕立てで妄想が刺激される。記事下に掲載するのでチェックして欲しい。
当然のごとく価格帯もラグジュアリーだがその価値は大アリだ。魅力あふれるヘリテージと画期的なイノベーションとが共存するラグジュアリースニーカー「B35 NXXT」をミックスして、2025年春夏のロケットスタートを切ろう。
《キャンペーンビジュアルをもっと》
DIOR: B35 NXXT
発表:2025年春夏コレクション
(2024年6月24日@パリ・ファッションウィーク)