
ヴィンテージの復刻ではない!
米国発の定番スニーカーブランド「CONVERSE(コンバース)」から、70年代に販売されていた「Chuck Taylor(チャックテイラー)」のディテールと快適な着用感を融合させたフラッグシップモデルとして、「ALL STAR LGCY(オールスター LGCY)」が新登場。2月28日(金)から直営店とスニーカーショップで発売される。
「LGCY」とは、“受け継がれる歴史”を意味するレガシー(LEGACY)の略語だ。




単色の初期リリースは、ブラック・クラウドホワイト・パイングリーン・ホットピンクの4色展開で、22cmから28cm(5mm刻み)と、29cm、30cmのサイズ展開。ハイカットが13,200円(税込)、ローカットが12,650円(税込)。




ナローなシルエットは往年の「チャックテイラー」に近く、モチーフに採用した70年代に特徴的なディテールは、細かくチェックしないとわからない。2025年春に加えるべきワードローブの筆頭株、「オールスター LGCY」の特徴を記しておこう。
こだわりが細かすぎる!




具体的なディテールは、「当て布とサイドステッチ」「肉厚でふっくらした風合いのコットンシューレース」「光沢の強いハトメ」「“一つ星”のヒールラベル」「コットン製のかかとの補強」「青枠に黒文字のインソールロゴ」など。
「溝が深いアウトソール」に象徴される重厚感のあるルックスは、「オールスター LGCY」での新設計。マットな質感のトウキャップとテープ箇所には艶出し加工が施されており、ヘビロテすると経年変化した外観が早期に再現される。

ハイカットのアンクルパッチは円ではなく、12時の方向に“ノッチ”が付く。スニーカーマニアの審美眼に足るハイレベルのこだわりだ。
気になる着用感は?




そして、見た目と裏腹に快適な着用感は現代流。外側からは伺い知れない要素として、クッション性と通気性に優れたウレタン製インソールである「OrthoLite®(オーソライト®)」と反発性に富んだスポンジラバーを組み合わせた、多重構造のインナーについて触れておきたい。




この多重構造は、タフネスを謳うビブラムソールを採用した「CONVERSE ADDICT(コンバース アディクト)」とはまた異なる、ローテクベースの快適性の担保である。フラットソールスニーカーに特有の衝撃をイメージすると、「オールスター LGCY」の包まれる柔らかさに驚くはず。
試着すると購入に至ること確実だ。
写真展も開催



最後にイベント情報。今回リリースされた「オールスター LGCY」の発売を記念して、写真家のノーラン・ザンガス(Nolan Zangas)がニューヨークで撮り下ろした写真展「CONVERSE ALL STAR LGCY by NOLAN ZANGAS」が、旗艦店の「CONVERSE STORE HARAJUKU(コンバース ストア 原宿)」で開催される。

同店ではもちろん「ALL STAR LGCY」がフルラインナップ展開。シネマティックに記録されたフォトストーリーを眺め、気分を高めながら試着しよう。なお、「ALL STAR LGCY」を購入すると、先着順でオリジナルポスターをプレゼント。
なお、写真展の開催期間は2月28日(金)から3月6日(木)まで。「コンバース」の新機軸、「オールスター LGCY」で春を先取りだ!