今回も即完売必至!
西山徹が手掛ける「WTAPS®(ダブルタップス)」と「New Balance(ニューバランス)」が4度目のコラボ。レジェンド品番の「998」をベースに細部をアレンジした「WTAPS® × New Balance MADE in USA 998」が、11月15日(金)に世界限定店舗で発売される。
国内の販売店舗は、ニューバランス公式オンラインストアのほか、実店舗では「T-HOUSE New Balance」と「ニューバランス 六本木」、加えて一部のニューバランス取り扱い店。
コラボならではのアレンジ箇所を見てみよう。
ヒールに施された「WTAPS® VISUAL UPARMORED」のシグニチャーが小ぶりのフォントで控えめに主張し、「WTAPS®」と「New Balance」のダブルネームロゴもインソールとシューズボックスのみ。加えてカラーリングもアイコニックなグレーに独自配色のネイビーを差し色でプラスする程度なのだ。コラボではあるが、1993年に発売されたオリジナルの「998」と比較してもこれ見よがしな主張のないルックスに好感が持てる。
これは、米ニューバランス社の現会長であるジム・デイビス(Jim Davis)による“最高峰の定番”「990シリーズ」のマニフェスト、「慎重に設計されたデザイン、ミニマルな美学、疑う余地のない快適さ」を最大限にリスペクトした結果だ。
スニーカー業界におけるエポックメイキングな技術革新を盛り込みつつ、全体像は今なお微細なマイナーチェンジにとどまる「998」の歴史から逸脱しない姿勢こそ、西山徹のセンスになる。
過去3度のコラボを振り返る
参考までに、過去3度の「ダブルタップス×ニューバランス」を紹介しておこう。
よほどの思い入れがあるようで、初コラボの「992」(2020年5月発売)以降、「990V2」(2021年8月発売)と「990V6」(2023年9月発売)を含めた3型とも、今回の「998」と同様の「990シリーズ」からデザインベースを拝借。カラーもアイコニックなグレーを踏襲している。
「990シリーズ」と「998」の特色
ちなみに「998」以外にも多くの人気品番を擁する「990シリーズ」は、当時の最新技術を集結したオンロード用のランニングシューズとして1982年に発売された「990」が原点。
この「990」は、80年代のスポーツシューズとしてはあり得ないほどに高額な100ドルで発売され、新聞広告に掲載された「1000点満点中990点」のキャッチフレーズも話題となった。その後、「995」「996」「997」「998」「999」「990」「991」「992」「993」「990v3」「990v4」「990v5」「990v6」と14代にわたって派生品番がリリースされ、「ニューバランス」屈指の人気シリーズとして認知されるに至る。
そして、世界中の「ニューバランス」ファンに支持されているポイントのひとつが、連綿と続くルーツを彷彿とさせる“メイド・イン・USA”。ドメスティックブランドとのコラボではあるが、本作も米国内の工場で製造され、オリジナルと変わらぬクラフトマンシップと機能性を体現している。
1993年発売の「998」にて初搭載された衝撃吸収素材の「ABZORB(アブゾーブ)」も健在で、着用感も申し分なし。シーズンを問わず大人男子のカジュアルコーディネートに順応する。
先行販売での売れ行きは?
なお、すでに「ダブルタップス」限定店舗では11月8日(金)に先行発売され、前評判通りに即完売している。取扱店舗を拡大した11月15日(金)の一般発売も争奪戦が予想されるため、2つの実店舗と公式オンラインで購入方法をチェックしつつ、しっかりと購入計画を立てておこう。
WTAPSⓇ × New Balance MADE in USA 998
発売日:2024年年11月15日(金)
品番・カラー:U998WT(Grey)
サイズ:23.0~30.0cm
販売店舗:T-HOUSE New Balance(中央区日本橋浜町3‒9‒2)、ニューバランス 六本木 19:06(港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン ガレリア 1F)、ニューバランス公式オンラインストア、その他一部のニューバランス取り扱い店
問い合わせ先:ニューバランスジャパン お客様相談室
TEL:0120-85-712