そういえば「ONE STAR」繋がり!
オールスター(ALL STAR/1917年誕生)やジャックパーセル(JACK PURCELL/1935年誕生)と肩を並べるアイコンスニーカーとして世界中で支持されている「CONVERSE(コンバース)」のワンスター(ONE STAR/1974年誕生)が、2024年の今年で発売50周年を迎える。このアニバーサリーを記念して、同じ「ワンスター」をブランドのアイコンモデルに位置付けている「Schott(ショット)」と“ワンスター繋がり”でのコラボが実現。
リアルレザー製のコラボスニーカー「ONE STAR Z Schot」が、9月27日(金)に発売される。
「コンバース」と「ショット」、双方の「ワンスター」のデザイン性が融合したコラボスニーカーのカラーはもちろんブラック。
「ショット」のライダースと同様に茶芯(ちゃしん)レザーを採用しており、後の経年変化でまるでヴィンテージライダースのような茶芯の本素材が浮き出てくる。そしてもうひとつ、シューレースフロントではなく、ライダースジャケットを彷彿とさせるセンタージップのデザインが特徴だ。
このジッパーについて、ライダースマニアの一般常識を紹介しよう。米国・ニューヨークの地で、1913年にレインウェアメーカーとして創業した「ショット」では、ジャケットやコートなどのカジュアルアウターを揃える「Perfecto(パーフェクト)」シリーズにて、フロントジッパーを採用した世界初のダブルライダースを1928年に発売。
当時のライダースにはボタンフライが中心で、バイク乗りの生命線である金属製ジッパーのタフネスとともに画期的な発明品として話題となった。
ちなみに、1950年代に誕生した「ショット」のライダースジャケット「ワンスター」は、ビッグサイズの星型スタッズをエポレットに配した文字通りスター性のあるデザイン。70年代にはロックバンドのラモーンズ(Ramones)やパンクロックバンドのセックス・ピストルズ(Sex Pistols)らが公私で着用していた“反骨”の代名詞的存在だ。
また、路傍のバイカースタイルを“ファッション”として昇華させた映画『ザ・ワイルド・ワン』(1953年公開)にも触れておこう。「ショット」のワンスターライダースを無骨に羽織る主演のマーロン・ブランドに見惚れてしまう。
今なお“ライダースジャケットの祖”として語り継がれるレジェンドモデルのエッセンスを、アメカジのスタンダードに落とし込んだ質実剛健なスニーカー「ONE STAR Z Schot」。
合わせるアウターはもちろん、「ショット」のワンスターライダースで決まりだ。「コンバース」のワンスター50周年をロックに祝おう。
CONVERSE × Schott:ONE STAR Z Schot
発売日:2024年9月27日(金)
販売店舗:Schott直営店、Schottオンラインストア、コンバース直営店、コンバースオンラインストア
カラー:ブラック
素材:レザー(アッパー)・ラバー(ソール)
サイズ:23.0~28.0cm, 29.0cm
問い合わせ先:コンバースインフォメーションセンター TEL:0120-819-217