細かすぎる温故知新!
クロスカントリー競技者向けに1970年代初頭に発売されて以来、ライフスタイルカテゴリーにまで裾野を広げ、今やスニーカーヒストリーにおいて不朽の名作として君臨する「adidas Originals(アディダス オリジナルス)」の「COUNTRY(カントリー)」が最新アップデートを果たした。
7月15日(月)、時代に即して絶えず進化をし続けるレジェンドモデルの現在形として、最新作となる2型のスニーカーが発売。そのディテールの違いを公式ヴィジュアルでチェックしてみよう。
発売された2型は、ラグジュアリーな「COUNTRY JAPAN(カントリージャパン)」と、現行モデルの廉価版であるスポーティーな「COUNTRY Ⅱ」の2モデル。
二方向に枝分かれしたものの、不安定な大地を縦横無尽に疾走するトレッキングシューズ発祥らしい、かかと箇所から爪先まで巻き上がるガムソールを軸とした丸みを帯びたシルエットはそのままだ。革新的機能が加わってヴィジュアルが様変わりしたわけではないので安心して欲しい。
①COUNTRY JAPAN ¥19,800
前者の「カントリージャパン」がこちら。
高品質・高付加価値を謳う日本のクラフツマンシップに敬意を払った新作は、2001年に設立されたストリートスポーツウェアブランド「アディダス オリジナルス」の前身である、本家本元の「adidas(アディダス)」時代を彷彿とさせるレトロテイスト。ゴートレザーとピッグスキンヌバックの上質なアッパーで格上げされ、大人男子好みのスニーカーに進化したのだ。価格は19,800円(税込)。
【※参考】COUNTRY OG(現行品)
参考までに、今回の刷新版ではない、オリジナルを再現した現行モデルの「COUNTRY OG(カントリー OG)」がこちら。よく言われる「普通のカントリー」がこれだ。ルックスも機能面も、新作の「カントリージャパン」と「カントリー OG」の違いは素人目にはわからないほどに微細なものである。
カントリージャパンは2色展開
リュクスな新作「カントリージャパン」のカラバリは、アイコニックな緑のストライプが映える「フットウェアホワイト/カレッジグリーン/クリスタルホワイト」に加え、黒ベースの「コアブラック/フットウェアホワイト/ブルー」の2色。
ヒールカウンターを細めに成型してアウトソールをモデルチェンジ。半透明のガムラバーアウトソールとEVAミッドソールの採用で着用感も向上させているが、これらは着用時に差を実感できる。
②COUNTRY Ⅱ ¥15,400
もう一方の新作である、スポーティな「COUNTRY Ⅱ(カントリー II)」がこちら。
わかりやすく、カラーは前述の「カントリージャパン」と同じグリーンの3ストライプにフォーカスしてみた。EVAミッドソールなどの機能面は同一。スエード素材のオーバーレイではなく、コンビアッパーで「Tトゥ」を成型したカジュアルなスポーツモデルが「カントリー Ⅱ」になる。
「カントリー Ⅱ」は3色展開。
「フットウェアホワイト/カレッジグリーン/フットウェアホワイト」と黒ベースの「コアブラック/フットウェアホワイト/カーボン」は前述した「カントリージャパン」とほぼ同様だが、白ベースに黒ストライプの「フットウェアホワイト/コアブラック/フットウェアホワイト」が加わっている。価格は15,400円(税込)と、現行モデルの「カントリー OG」を含む3モデルで最もリーズナブルだ。
「カントリー」を冠したシリーズで、アイコニックな緑のストライプではなく、白ベースのモノトーン配色を探すなら「カントリー Ⅱ」で決まりだ。
ラグジュアリーとスポーツカジュアルの2路線で現代流のアップデートを果たした「カントリー」の新定番で、都会のストリートを駆け抜けよう。
adidas Originals:
・COUNTRY JAPAN
・COUNTRY Ⅱ
発売日:2024年7月15日(月)
サイズ:22cm~30cm
販売店舗:アディダス アプリ、アディダス直営店、
アディダスオンラインショップ
問い合わせ先:
アディダスお客様窓口 TEL:0570-033-033