【大人のニューバランス】ストーンアイランドとのコラボ「574 レガシー」最新作はこだわり強めの2色展開！

ストーンアイランドらしいこだわりが凝縮！

2021年11月に発売された初コラボから注目を浴び続けている人気タッグ「Stone Island | New Balance（ストーンアイランド | ニューバランス）」に、待望の新作スニーカーが登場。今回は昨年2月に発売されたコラボスニーカー「574 Legacy」のバージョン2となる。

今回は1色増えて2色展開。「ストーンアイランド」のヘリテージカラーである「スチールブルー」のトーンと、グリーンベースの好配色だ。

発売日と販売店舗について。

6月12日(水)より世界各国のストーンアイランド公式オンラインストアと一部直営店で発売中であり、日本ではストーンアイランド 東京青山店がそれに該当する。遅れて「ニューバランス」管轄では6月14日(金)より各国公式オンラインストアと直営店、世界各国の限定店舗で発売される。

公式オンラインを除く「ニューバランス」直営店と限定店舗は、T-HOUSE New Balance（中央区日本橋浜町3-9‒2）、Dover Street Market Ginza（中央区銀座6-9-5）、Kith Tokyo（渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North 1F）、GR8（渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿 1F/2.5F）、BEAMS HARAJUKU（渋谷区神宮前3-24-7 1F・2F）の5店舗。日本では6月14日(金)に「ストーンアイランド」管轄と「ニューバランス」管轄の販売店舗が揃うことになる。

渋谷地区に赴くべきか、それとも中央区か。争奪戦が予想されるため購入には戦略が必要だろう。

昨年度のコラボはどうだった？

参考までに、こちらが昨年2月に発売されたコラボ「574 Legacy」のバージョン1だ。

ちなみに、今回のコラボスニーカー「Stone Island | New Balance 574 Legacy（ストーンアイランド | ニューバランス 574 レガシー）」のデザインベースは、バージョン1と同様に「574 Legacy」だ。これは、オリジナルの「574」をフィーチャーしつつ、ミッドソールとアウトソールが若干フレア気味に広がるフォルムを新規に採用したアップデートモデルになる。

もとは1980年代に誕生したオフロードシューズ「576」のDNAと機能面を引き継ぐ流れで登場したノーマルの「574」は、「576」に由来する丸みを帯びたフォルムでも支持されていた。スニーカー業界の黎明期に異彩を放った「ニューバランス」らしいレトロクラシックなフォルムの系譜にあり、ヘリテージの品質と革新に重きを置く「ストーンアイランド」の世界観にもフィットするのだ。

味のある2色展開とテクスチャー

次に「カラー」と「テクスチャー」について。これらに関して、「ストーンアイランド」から実に細かい公式リリースが届いている。

バージョン2で採用された「DARK GREEN（ダークグリーン)」と「GREEN CLAY（グリーンクレイ)」の2色は、これまでに6万色以上の異なる染料レシピを専門ラボで作成してきた「ストーンアイランド」のお家芸である徹底的なカラーリサーチの賜物である。1988-89年秋冬シーズンに登場した、シルク加工を施したポリエステルマイクロファイバー製アウターウェアから「ミッドグリーン」を、「ディープグレー」のインナーシェルの縁取りに使用した「マスタードイエロー」をそれぞれ抽出し、「ダークグリーン」と「グリーンクレイ」のスニーカー2色に配分して載せたのだ。

多種多様なテクスチャーアプローチに関してもこだわり強めであり、なんと1987年から1989年のコレクションにまたがる「ストーンアイランド」の豊富なアーカイブから着想源を引き出している。例を挙げると、側面の「N」ロゴに施したテクスチャーは1988年春夏シーズンに登場したブルゾンのラバーエルボーパッチから引用したものなのだ。

加えて、バージョン1と同様に、1988-89年秋冬シーズンのシェルジャケットから着想を得たリップストップ素材のアッパーもコラボならでは。ヌバックレザーをオーバーレイし、全面に圧着加工したPVCで構築した無骨なルックスが男心をくすぐる。

印象的なコンパスロゴパッチ

最後はシュータンに施されたアイコニックな「コンパスロゴパッチ」について。よく見かけるパッチかと思いきや、これにも正確な引用元がある。

それは同じく1988-89年秋冬シーズンに登場した玉虫色のショートパーカーからサンプリングしたものになる。通常とは異なるグリーンステッチ入りの「コンパスロゴパッチ」とのことだが、ここまでの指摘は通常の「ニューバランス」ファンには理解が追い付かないかもしれない。

逆に言うなれば、微細なデザインソースの指摘に心躍るほどに、世界には熱狂的な「ストーンアイランド」ファンが存在するということ。

国内販売店舗が勢揃いする6月14日(金)は、「ストーンアイランド」管轄で購入できなかったブランドファンが「ニューバランス」管轄店舗に殺到しそう。2色展開のカラーはこの際、ゲットできるならばどっちでもいいかも!?

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