年の瀬が近づくと話題に上る、「今年買ってよかったもの」。衝動買いしたものもあれば、悩んで悩んで買ったものも、長年好きで買い続けているものもある。センスのいい人たちがうなった2024年のベストバイを紹介します。
01:New Balance|990 v6
「最初は娘のために買いましたが、お揃いにしたくて自分の分も(笑)。評判どおり履き心地は最高!」。
株式会社なつやすみ代表。現在は『左ききのエレン』(note)、『柳さん ごはんですよ』(集英社)、『ブラパト!ブランドパトロール 本日も異常なし!』(秋田書店)を連載中。
02:adidas|アディレッタ
自宅での室内履き用に。「オフィスでの来客用も白黒のアディレッタで揃えています。ベージュのスエードなら自宅の空間にも調和します」。
本誌スニーカー連載でお馴染み。こちらで紹介したanderのソックスは自社でプロデュースした渾身の一足。ほかにもブラックや杢グレーも製作中。
03:trippen|ハイカットスニーカー
「数年前にプロトタイプを見て、実用化へと形作られていく工程を見てきたから思い入れもひとしお。トークショーや取材のときに履く、とっておきの一足です」。
劇団「マームとジプシー」主宰。26歳で第56回岸田國士戯曲賞を受賞。演劇活動以外にも今日マチ子との共作漫画、短編小説を発表するなど、活動は多岐にわたる。
04:SUBU|冬用サンダル
「スウェットでコンビニに行きたいとき、ダウンをはおってこのサンダルを履けばすぐ出られる。裸足を暖かく守ってくれ、ふかふかした履き心地も好み。これがないと冬を越せません」。
『明け方の若者たち』で小説家デビュー。バンドindigo la Endの楽曲をもとにした小説『夜行秘密』を書き下ろし、2025年1月に最新小説集『傷と雨傘』を刊行予定。
05:HOKAⓇ|ANACAPA 2 LOW GTX
「スニーカーの見た目で、歩きやすくて完全防水の靴を探し続け、ついにたどり着いたのがホカでした。雨男としては、雨の日はもうこれなしじゃ考えられません」。
ロゴやグッズ、アパレルなどをデザインする傍ら、自身のサイト「HIVISION」や雑誌・WEB・ラジオでグッドデザインアイテムや最新ガジェットを紹介。