2024.01.29

ゴアテックス、コラボ… おしゃれな大人が注目する「ミズノ」最新スニーカー3選【エディター厳選】

機能性とデザイン性を兼ね備えたミズノのスニーカーは大人の間でも定評のあるアイテム。ゴアテックス仕様やコラボモデルなど選択肢も豊富だ。そんな中から、東京スニーカー氏こと小澤匡行氏が3足を厳選した。

ゴアテックス、コラボ… おしゃれな大人がの画像_1

小澤匡行プロフィール画像
小澤匡行
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。スニーカー好きが高じて『東京スニーカー史』(立東舎)、『1995年のエア マックス』(中公新書ラクレ)を上梓。靴のサイズは28.5㎝。

01:MIZUNO|WAVE MUJIN TL GTX

ミズノ_ウエーブ ムジン TL GTX_ローカット黒GORE-TEX_01
ミズノ_ウエーブ ムジン TL GTX_ローカット黒GORE-TEX_02
¥20,900/ミズノお客様相談センター TEL:0120-320-799

つい欲しくなるミズノの黒GORE-TEX

「オールブラックのGORE-TEXスニーカーを探すのは今や難しいことではなくなりましたが、歩きやすさやファッション感も含めて、ミズノの黒GORE-TEXモデルは僕の中で頭抜けています。本誌連載でも紹介したミズノ×マーガレット・ハウエルに続いて欲しくなったのは、このウエーブ ムジン TL GTX。2007年にトレラン用に開発されたそうですが当時は商品化されず、今回それをベースに今作が誕生しました。どこかY2Kムードがあるのは、そんな背景もあるからかと。デコラティブなデザインを圧着でソリッドに見せているミックス感覚も素晴らしい。ミシュランソールだから悪天候のロケや出張でもとても頼りになります」(小澤)


リップストップに合成皮革で複雑なレイヤーを施し、シルバーのアクセントを添えた、ハイスペックさとシンクロするデザイン。ベーシックなプロポーションは、スーツやジャケパンにもすっとなじむ。カジュアルコーディネートに大人っぽくテック感を加えたいときにも活躍してくれる。


02:MIZUNO×nonnative|WAVE MUJIN TL MID GTX

ミズノ_ノンネイティブ_ウェーブ ムジンTL MID GTX_オールブラック
ミズノ_ノンネイティブ_ウェーブ ムジンTL MID GTX_ミシュランソール
¥31,900/ノンネイティブ ショップ TEL:03-5990-4720

墨黒のような枯れたオールブラックが魅力

「履きやすさも機能もミシュランソールのグリップ力も抜群な、ウェーブ ムジンTL MID GTXに新色が登場しました。今回の黒は発色にこだわって、意図的にちょっと褪せたような墨黒になっています。真っ黒って純度が高くてストイックだから、年齢を重ねると肌や髪色の枯れ感と合いにくくなってきますよね。スエード、ニット、ステッチ、アウトソールと素材が変われば黒のトーンが変わることも計算されています。大人が履きやすいような黒のレンジを、シューズで表現しているのが素晴らしいと思いました」(小澤)


2023年4月にリリースされ、大好評を博したコラボモデルのブラックバージョン。完成までに4年の歳月を費やしたというストーリーもさながら、タウンユースだけでなくアウトドアにも耐えるハイスペックで広く支持された。ブラックはモード感が加わり、コーディネート幅も広がっている。


03:Mizuno for Graphpaper|MIZUNO WAVE PROPHECY β2 “Graphpaper”

ミズノ_グラフペーパー_ウェーブ プロフェシー ベータ ツー_01
ミズノ_グラフペーパー_ウェーブ プロフェシー ベータ ツー_02
¥38,500 ※10月21日発売/グラフペーパー 東京 TEL:03-6381-6171

90年代アウトドアを投影したハイテクスニーカー

「ミズノとグラフペーパーの定例コラボの新作です。グラフペーパーが今シーズンのテーマとして掲げている、90年代から2000年代のアウトドアムードを、ライフスタイルモデルのウェーブ プロフェシー ベータ ツーにうまく落とし込んでいます。個人的には有機的だったりエキゾチックなムードを感じていて、そこがまた新鮮でもあり。グラフペーパーの服はシンプルですが、足元をミニマルなシューズでまとめるのではなく、こういうスニーカーでアクセントを添えるコレクションのバランスはすごくいいですよね」(小澤)


ミズノ×グラフペーパーコラボの第4弾は、ミズノのハイテクスニーカーとしておなじみの“ウェーブ プロフェシー”シリーズからピックアップ。最新モデルをベースに、上質なピッグスキンヌバックとテクニカル素材を融合したアッパーは、「ランバード」ロゴをなくしてアノニマスな一足に。



Text:Tetsu Takasuka

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