大人の春の着こなしに合わせたいのは、やはり鉄板の定番スニーカー。アディダスのスーパースター、スタンスミスはマストアイテムだ。今季は変化球的なモデルから気の利いたコラボモデルまで、周りと差をつけられる良作が充実。どれか1足は手に入れておきたい。
01:adidas originals|SUPERSTAR 80s TANY
内側のスリーストライプスが無配色
大阪を拠点とするファッションディレクターのTANY(谷篤人/IMA:ZINE代表)氏が、「adidas Originals(アディダス オリジナルス)」の定番スニーカーである「SUPERSTAR(スーパースター)」の‟スリーストライプス”を独自解釈で再定義した「SUPERSTAR 80s TANY」が登場。
もともとはシューズを外部の衝撃から守るために採用された3本の補強バンド=スリーストライプスを、その機能的側面から‟人々が支え合って生きる”イメージに落とし込み、外側と内側で配色が異なるアシンメトリーなデザインとして帰結させた。3本ラインの真ん中が、周囲に支えられた自分自身の象徴。色が載せられていない内側のスリーストライプスは、大切な人々の影をイメージしている。
また、スリーストライプスをより印象的に打ち出すべくヒールパッチのロゴがあえて排除され、ミニマルデザインの「スーパースター」がさらに洗練を極めた。そぎ落とされたルックスは大人の琴線に響きそう。本作「SUPERSTAR 80s TANY」のテーマは「‟WALK WITH YOUR DREAMS” EVERYBODY BECOMES A SUPERSTAR」。春夏のミニマルコーディネートはこのスニーカーで完成する。 組織人たる大人ビジネスマン必携の一足だ。誰もがスーパースターになれる!
02:adidas Originals for URBAN RESEARCH DOORS|SUPERSTAR EXCLUSIVE
80年代の「スーパースター」を再現
この秋、20周年を迎えるアーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)では、1年を通じてアニバーサリーを祝う人気ブランドのコラボ企画が続々進行中! このほど春の目玉アイテムであるアディダス オリジナルスとのコラボスニーカーが発売される。
ベースとなったのは、バスケットボールシューズとして誕生し、80年代以降はストリートシーンのアイコンシューズとして愛された名作「スーパースター」。今回は80年代「スーパースター」のアーカイブを再現し、きれいめにも落とし込みやすいホワイトのアッパーに、ナチュラルなスエードのスリーストライプを配した、ニュートラルな配色でアップデート。
「スーパースター」の顔であるシェルトゥやアウトソールなど、随所にオフホワイトを採用したビンテージライクなルックスに、当時採用されていた通称「金ベロ」のアクセントが映える。
03:adidas Originals for BEAUTY & YOUTH|adidas×BY STAN SMITH M
スタンスミスの本領を発揮する美ブルーカラー
ジャケットに合うスニーカー№1として「カジュアルすぎない」「クリーン」なイメージが、大人を魅了するスタンスミス。今シーズン、ビューティ&ユースからは、美しいライトブルーのスタンスミスがお目見え。タンのロゴを型押しで入れることで、ミニマルなルックスに。ヒールとソールはホワイトで、バランスの取れた万能スニーカーに仕上がっている。
ヒールにプリントされたネイビーのトレフォイルロゴがアクセント。定番色はもちろん、グレーやベージュのパンツとも好相性だし、デニムにも映える。アッパーと同色のシューレースが付属するので、表情の違いをコーディネートにも活かしたい。
04:adidas Originals|STAN SMITH CREPE
名品スタンスミスをクレープソールでアップデート
大人の定番スニーカーとして不動の人気を誇るスタンスミス。2023年春夏シーズンは、さまざまなアイデアで新風を吹き込んでいる。そのひとつがクレープソールでモダンにアレンジされたスタンスミス クレープ。タンのシグニチャーやヒールのトレフォイルロゴをデボス加工(表面を凹ませる加工)で入れることで、ミニマルなワントーンを実現。
圧着されたクレープソールは通常のモデルよりもボリュームがあり、どこかリッチなルックス。スニーカーというよりもデザートブーツのような感覚でコーディネートできる振り幅が魅力だ。ダークトーンのコーディネートに合わせて軽さを演出するもよし、グレージュのセットアップに合わせてスポーティに振るもよし。