自分にご褒美を贈りたくなるボーナスシーズン。この機会にラグジュアリーブランドの小物を買おうと思っている人も多いはず。時代のムードをいち早くとらえるハイブランドのスニーカーには、ネクストブレイクがひしめいている。
GUCCI|sneaker
アシンメトリーなGGパターンにひと目惚れ
ブラックレザーとメッシュファブリックで仕立てたベーシックなコートシューズ。ジャカードであしらわれた、マルチカラーのGGパターンがアクセント。左右の配色が異なるアシンメトリーなデザインと、ネオンカラーのような発色にY2K感が漂う。
ヒールにはインターロッキングGがゴールドでプリントされ、グッチらしさを添える。軽くて履きやすく、ブラックベースだからコーディネートのアクセントにも取り入れやすい。シンプルなワントーンの着こなしに投入するのがおすすめだ。
GIVENCHY|G4 LOW-TOP SNEAKER
プレミアムな大人のブラックレザースニーカー
底面までニットという斬新なスニーカー「TK-360」が話題のジバンシィだが、ロングセラーを誇るオールレザーの定番モデルにも注目したい。コートシューズのデザインを踏襲したアッパーのサイドには、4Gエンブレムがデボス加工(凹凸をつけて柄を浮き上がらせる手法)であしらわれている。
アーチクッションがしっかりとしたインソール、ほどよい革靴のような重量感も心地よい。接着剤を使うことなく、水や化学薬品の使用量を減らし、裏地にはリサイクルポリエステル、シューレースにはオーガニックコットンとSDGsに沿った製法でつくられているのも好印象。革靴ライクに履けるプレミアムな一足として、ヘビロテ必至。
DIOR|B27 High-Top Sneaker
定番スニーカーに「CDダイヤモンド」が登場
「B27」はメンズコレクションのクリエイティブ ディレクター、キム・ジョーンズが80年代のスポーツスタイルやスケートカルチャーなど、多様なインスピレーションを取り入れてデザインしたディオールのアイコンスニーカー。ハイカットとローカットの2タイプがあり、さまざまなモチーフやカラーリングで展開されている。
「ディオール グレー」のカーフスキンに同系色の「CD ダイヤモンド」キャンバスをあしらった、待望の新作が登場。“CD アイコン”アイレットや”DIOR“シグニチャー、2トーンのラバーソールなどディオールらしさをちりばめたデザインに心が躍る。クリーンなコーディネートはもちろん、セットアップなどにもしっくりフィットするのがうれしい。
CELINE|CT-05 HIGH TOP SNEAKER
モノトーン&アンクルストラップがクール
2010年代にはスリッポンスニーカーで一世を風靡したセリーヌ。ベーシックなモデルをモダン、かつ品よく仕上げるセンスに定評がある。アンクルストラップ付きのハイカットスニーカー「CT-05」もそのひとつ。ブラック×グレー×ホワイトの配色もさることながら、アッパーのレイヤーパターンも実はとても複雑に構成されている。
随所にあしらわれる「CELINE」のロゴもどこかひかえめで好印象。黒の替え紐が付きシューレースを変えるだけで、印象が大きく変わる。そんなギャップを楽しみながらスタイリングするのも楽しい。
BALENCIAGA|RUNNER
ハイテク感のあるデザインでトレンドを先取り
「トリプル S」や「スピード」など、時代を先駆けるスニーカーを生み出してきたバレンシアガ。その系譜上にあるのが、2021年に発表されたこの「ランナー」だ。ハイテク感のあるランニングシューズを、カット&ペーストの手法で構築し、接着剤の跡やラフなシームなど製作途中のようなディテールで、インパクトのあるデザインに仕上げている。
オフホワイトにネオンオレンジの配色は、Winter 22で登場した新色。カラーリングだけでなく、デザイン要素としてもY2K感を落とし込んでいるのがバレンシアガらしい。2023年はハイテクスニーカーのブレイク予報も出ており、「ランナー」がさらに注目されるのは間違いない。
大人の格上げスニーカーに関するおすすめ記事はコレ!
クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947
ジバンシィ ジャパン TEL:0120-218-025
セリーヌ ジャパン TEL:03-5414-1401
バレンシアガ クライアントサービス 0120-992-136
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori