スニーカーの中でもカルチャーとの結びつきが強く、おしゃれな大人たちに熱心なファンも多いアディダスのスニーカー。そんな彼らの「思い入れアディダス」をレポート!
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【My adidas】 BW アーミー|瀬谷俊法さん(シップス メンズカジュアル バイヤー)
出会いは父親からお下がりでもらった‘80sのフランス製スタンスミス。中学、高校と大事にはいていました。スタンスミスは2013年のリローンチで永久定番に返り咲きましたが、当時は今ほど人気がなかったのは懐かしい記憶です。個人的には’70~‘80sのクラシックなモデルを集めています。中でも2017年に発売されたBW アーミーはいちばんのお気に入り。西ドイツのBWスポーツ社が1970~80年代に生産していたジャーマントレーナーをアディダス仕様で再現したモデル。オリジナルにはないネイビーは、ストックも探しているほど個人的に熱いです。黒のスエードは1970年代に発売されたトーナメントをベースにしたCP 80s、グレーはヴィンテージのAS700にインスパイアされたモデル、ブルームフィールドです。
夏はついTシャツ1枚になりがちなので、今年は気になっていた5分袖シャツにチャレンジしています。Tシャツの上にオマール アフリディのプルオーバーを重ねて、クリスタセヤのグリーンパンツとコーディネート。BW アーミーはレザーとスエードのコンビで、ロゴも目立たないジャーマントレーナーだから、モードカジュアルと好相性。シャツ地の軽いパンツにネイビーがいい感じです!
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Text:Hisami Kotakemori