スニーカーはファッションでありながら、時に投資の対象にもなり、そして自分の過去を懐かしむためのツールにもなり得る。2000年前後のモデルが再びトレンドの渦中になった市場の中から、課金すべきスニーカーを選んでみた。
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小澤匡行 Masayuki Ozawa
連載「東京スニーカー氏」でお馴染み。今回集まった数十足は、最新鋭から“世代”なものまで幅広く、興味津々。果たして、どれに課金するのか…?
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1暖かさに加えて、クッション性も最高。新定番の「CA805 SPILL SEAM」。¥20,000/アグ®(デッカーズジャパン)
2軽量で丈夫なアウトソールはルームシューズとしてもいける「ZIMMER」。¥9,000/グラビス
3ゴアテックスによるフラットなアッパーとグレイッシュなカラーが大人な印象。¥25,000/ホカ オネオネ™(デッカーズジャパン)
42006年にゴアテックスを採用してヒットした「FLYROC 345 GTX」の復刻。¥20,000/イノヴェイト(デサント トウキョウ)
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頼れるボアとゴアで
「冷え性改善に課金」
年をとってから冬にスニーカーを履くと爪先が冷えるようになり(特にメッシュはきつい)、見た目よりも実用性重視でウォーム感のあるスニーカーを探すようになりました。代表的な素材がボアで、このジャンルはアグが白眉。最近はボリュームたっぷりのスニーカーが人気で「アグ=ブーツ」のイメージを塗り替えつつあります。また冷え性対策ならゴアテックスもおすすめ。冷気の侵入も防いでくれるので、雨や雪の日でなくても真冬は常にローテーション入り。このジャンルはアウトドア系が充実しているので、好きなブランドから探すのがいいでしょう。
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Photos:Yoshio Kato
Stylist:Takeshi Toyoshima
Illustration:Yunosuke Yoshifumi Takeda
Text:Masayuki Ozawa
Stylist:Takeshi Toyoshima
Illustration:Yunosuke Yoshifumi Takeda
Text:Masayuki Ozawa