スニーカーはファッションでありながら、時に投資の対象にもなり、そして自分の過去を懐かしむためのツールにもなり得る。2000年前後のモデルが再びトレンドの渦中になった市場の中から、課金すべきスニーカーを選んでみた。
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小澤匡行 Masayuki Ozawa
連載「東京スニーカー氏」でお馴染み。今回集まった数十足は、最新鋭から“世代”なものまで幅広く、興味津々。果たして、どれに課金するのか…?
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1リサイクルレザーで製作した「MEXICO 66」。¥12,000/オニツカタイガー(オニツカタイガージャパン お客様相談室)
2アッパーにはリサイクルレザー、ソールは土にかえる素材を採用。¥10,000/ケー・スイス(ケー・スイス カスタマーセンター)
3アッパーはメリノウール。クラシックなのにフレッシュ。¥11,364/オールバーズ
4ニットアッパーもコルクソールもエコ素材。¥41,000/ヴェジャ×リック・オウエンス(イーストランド)
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流行のリサイクル素材で
「サステナブルに課金」
消費とエコをどう両立させていくかを考えるのがこれからの世の中。メーカー各社も再生素材を使ったスニーカーを競い合うように作っています。このポジティブなムードを応援したい気持ちは強いので、サステナブルに課金しましょう。ストリート育ちの人はスニーカーとファッションとの親和性が低いと購入をためらいがちですが、一足買ってみると自分のマインドが変わるかも。地球に優しいということは、自分にも優しいってこと。天然素材を使ってハイテクをつくるオールバーズは、今までのスニーカーの概念を覆す、新しいカルチャーをつくっています。
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Photos:Yoshio Kato
Stylist:Takeshi Toyoshima
Illustration:Yunosuke Yoshifumi Takeda
Text:Masayuki Ozawa
Stylist:Takeshi Toyoshima
Illustration:Yunosuke Yoshifumi Takeda
Text:Masayuki Ozawa