2020.12.01

【今大人が課金したいスニーカー】履くだけで若返る!? あの頃のスケーター系6選

スニーカーはファッションでありながら、時に投資の対象にもなり、そして自分の過去を懐かしむためのツールにもなり得る。2000年前後のモデルが再びトレンドの渦中になった市場の中から、課金すべきスニーカーを選んでみた。

小澤匡行 Masayuki Ozawaプロフィール画像
小澤匡行 Masayuki Ozawa
連載「東京スニーカー氏」でお馴染み。今回集まった数十足は、最新鋭から“世代”なものまで幅広く、興味津々。果たして、どれに課金するのか…?

【今大人が課金したいスニーカー】履くだけの画像_1
【今大人が課金したいスニーカー】履くだけの画像_2

1冬にぴったりなウィートカラー。¥10,000/ナイキSB(NIKE カスタマーサービス)

2グラビスといえば「RIVAL」。¥15,000/グラビス

3’90年代のアイコン「ESPRESSO」。¥24,800/ノースウェーブ(Diptrics) 

4’90年代スタイルを現代的にデザイン。¥34,540/エイティーズ(エドストローム オフィス)

5ジョシュ・カリスのシグネチャーモデル。¥9,500/DCシューズ×パターソン(ボードライダーズジャパン)

6名作「ONE」を左右非対称で製作。¥13,800/エアウォーク クラシックス(アーモリー)


再燃のスケーター系で

「若返り効果に課金」

 ’90年代に発売された名作の復刻ブームも落ち着き始め、リリースラッシュに沸くのがミレニアム前後のエクストリーム系。分厚いシュータンが収まりきらないこのぽっちゃり感は、この時代特有のカッコよさ。UOMO世代なら、この懐かしいフォルムにまずは課金すべきでしょう。ちょいダサな空気感がおしゃれと解釈される昨今ですが、20年前にリアルに見ていたノースウェーブやグラビス、DCシューズといったブランドはキラキラと輝いていました。ダボダボのパンツやショーツに合わせていた、あの頃の横ノリなスタイルの記憶が甦り、履くとなんだか若返った気分。新しいファッションに挑戦できるのも、若さの特権ですよね。  そして今、空前のブームであるナイキ ダンク。中でも2002年に誕生したスケート仕様の肉厚なSBシリーズが市場をにぎわせています。ストリートカルチャーやアートとの結びつきが強いエクストリーム系で足元のアンチエイジングを楽しみましょう。




Photos:Yoshio Kato 
Stylist:Takeshi Toyoshima 
Illustration:Yunosuke Yoshifumi Takeda
Text:Masayuki Ozawa

RECOMMENDED