2018.03.24
最終更新日:2024.03.07

表紙は俳優の瑛太さん! ウェブだけに語る、服と映画『友罪』のこと

UOMO5月号の表紙を飾ってくれた瑛太さんにウェブ限定インタビュー。俳優のファッション観、そして日本中に衝撃を与えた「少年A」をモデルにした映画『友罪』について、誌面未掲載のアザーカットとともに紹介する!

「服って気持ちの切り替えにはとても大事です。例えば撮影が終わったときは、やっぱり開放されたいって思いもあって、ゆとりのある普段着に戻ったり」。



 日々の仕事の緊張感と服がもたらす「ゆとり」。その意義を語ってくれたのは、UOMO5月号カバーモデルとなった俳優・瑛太さん。表紙ではジル・サンダーのテラコッタカラーのビッグシャツを、巻頭特集では、マルニのブルーのシャツをリラックスして着こなした。

表紙は俳優の瑛太さん! ウェブだけに語るの画像_1

シャツ¥75,000/マルニ(ジャックポット) パンツ¥91,000/kiko Kostadinov(吾亦紅) シューズ¥55,000/Acne Studios(Acne Studios Aoyama)

「このブルーのオーバーサイズのシャツはワークウェアにも見えるんですけど、素材にはすごく品がある。胸のポケットの大きさもいいなと思う。ブランドのシャツには作る側のこだわりを感じますね」。



 UOMOの撮影はドラマ収録のちょっとした合間。忙しい日々を送る瑛太さんだが、5月には新作映画『友罪』の公開を控えている。瑛太さんが演じるのは、過去に殺人を犯した青年。そのモデルになったのは、90年代に日本中に衝撃を与えた「少年A」だ。



「彼の手記も読みましたが、自分の中でどこか肯定と否定生まれたんです。けして否定だけではなかったというのが、今回演じるうえで意味があるんじゃないかと感じました。彼には彼なりの問題が小さい頃からあって… それは彼自身が作り上げたストーリーなのかもしれないけど」。



 作品の指揮を取ったのは、瑛太さんが出演した「64 –ロクヨン-」でもメガホンを取った瀬々敬久監督だ。



「ただの事件性やストーリー展開より、何を伝えたいのか。瀬々さんが何をもってこの映画を撮りたいのかも気になっていたところでした。実際にできあがったものを観ても、やはりこれは賛否が生まれる問題作ではあるんじゃないかと。いまいろんな日本映画がありますけど、この作品は基本的にトーンは低く、暗い。でも、観てくれたお客さんが『友罪』というタイトルにある『友情』ってなんなんだとか、『罪』はどう償っていくべきなのかとか、心の中にそういう余韻が残すエネルギーが映像にすごく入り込んでいる気がするんです」。

表紙は俳優の瑛太さん! ウェブだけに語るの画像_2

シャツ¥142,000・パンツ¥128,000・サンダル¥93,000/ジル・サンダー(オンワードグローバルファッション)

瑛太プロフィール画像
瑛太
1982年生まれ。5月には最新映画『友罪』が公開に。『64 -ロクヨン-』以来となる瀬々敬久監督との仕事は、キャリアをさらに広げたと話題に。またNHK大河ドラマ『西郷どん』では、薩摩出身の維新の元勲、大久保利通を演じる。


友罪

監督・脚本/瀬々敬久
出演/生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子 
5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
http://gaga.ne.jp/yuzai/

Acne Studios Aoyama TEL:03-6418-9923
オンワードグローバルファッション TEL:0120-919-256
ジャックポット TEL:03-3352-6912
吾亦紅 TEL:03-6452-5530

Photos:Shunya Arai[YARD]
Hair&Make-up:KENICHI for sense of humour[eight peace]
Stylist:Keita Izuka
Model:Eita
Movie:ZONA

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