2024.03.05

室木おすし「プロテイナーYUSUKE」第25話/「はだしで歩くことを忘れた大人へ!の巻」【UOMOマンガ】

プロサウナーSHOW & プロテイナーYUSUKE
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プロテイナーYUSUKEが筋肉の素晴らしさをひたすらアピールする連載。今回は足本来の形や機能を取り戻す「ビボベアフット」のシューズをお試し。はだし感覚の一足を履いてレッツ散歩!

室木おすし「プロテイナーYUSUKE」第の画像_1

 先日オレは、アウトドアの名店ムーンライトギアにて「ビボベアフット」なるベアフットシューズブランドを発見した。はだし感覚で履ける一足で、現代人がクッションのききすぎたスニーカーやタイトフィットな革靴のせいで失った、足本来の形や機能を取り戻すというもの。それによりケガの予防などが期待できるそう。“自然な形へ還る”という、いつもの筋肉を鍛えるのとはまた異なるコンセプト…がぜん気になる!


 早速ビボベアフットへ取材に向かうと、「トーガ」なる足指のエクササイズのレクチャーを受けた。これによりシューズの効果がいっそう期待できるとのこと。やり方は超シンプル。まずはだしで立ち、親指を床に押し込むようにし、残りの4本の指を開きながらめいっぱい上げて10秒ほどキープ。今度はこの逆の動きで10秒ほどキープ。実際にやってみると、思った以上に利き足でない左足が動かない。動け!と念じてもさなぎのごとくわずかにピクリと反応するのみ。ああ、無常。あらためて足の衰えを実感したところで、ビボベアフットを履いてレッツ散歩。


 思った以上にソールが薄く、ダイレクトに地面の凹凸を感じる。小6のソーラン節で履いた足袋以来の薄さ。しかし、その感触は何物にも代えがたく、歩くと足の裏が刺激され、なぜか楽しい。全然楽しいことないのに楽しい気持ちになるのだ! 足裏の刺激で脳が活性化されるそう。トレーニーだけじゃなくせわしなく働く全社会人に最適なのでは⁉

室木おすし「プロテイナーYUSUKE」第25話/「はだしで歩くことを忘れた大人へ!の巻」_イラスト

VivobarefootのPrimus Lite III

Vivobarefootの Primus Lite III

足本来の形、動きを取り戻すことがコンセプト。シューズ内でも足の指を広げられるほど幅が広く、クッション材を排して、まるではだしで歩いているかのような履き心地が特徴。問ノマディクス TEL:04 92(65)5182


※UOMO2023年6月号掲載。内容は本誌発売当時のものです。


室木おすしプロフィール
イラストレーター。マンガ家。1979年生まれの三児の父。ペンネームである「おすし」は、寿司屋でのアルバイト経験から。単行本『悲しみゴリラ川柳』『貴重な棒を持つネコ』『君たちが大人であるのと同じく』発売中。UOMOでは『プロサウナーSHOWの熱波に焦がれて…』に続き『プロテイナーYUSUKE』を連載。

 

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