2024.08.13

【プロゴルファーHIKARU】第8話「発揮せよ! 俺のビギナーズラックの巻」

プロゴルファー!  HIKARU
1
/
1

スワイプで前後のページに進みます

前後のページへ進みます

画面全体に拡大します

元のサイズに戻ります

マンガを読む

大厚木カントリークラブ 本コースプロフィール画像
大厚木カントリークラブ 本コース

昭和45年開業のゴルフ場。ドレスコードはゆるめ、クラブと靴のレンタルあり、と初心者にもオススメ。初ラウンドだったため予約時に知らないワード続出で、規約をフル確認。
平日1万2990円〜(食事付き)。
神奈川県厚木市上荻野4088

 正直言うと僕、ゴルフうまいかもしれません。ゴルフに触れて半年、月1ペースの打ちっぱなしで、バカの一つ覚えのようにドライバーばかり振ってました。クラブセットは友人からお古をもらった次第。

 前日に詰め込んだ基礎知識を披露すると、1ラウンドは18のホールで構成されており、各ホール3〜5打の規定打数があり、全ホール規定打数(=パーのみ)で回るとスコアは72になるそうです。つまり、知識ほぼなし、パターに関しては練習いっさいなしでデビューを果たしたわけです。初コースの目標は、前号で取材したマンガ『グリーングリーングリーンズ』の主人公、八枝崎珀のデビュースコアと同じ126と強気に設定。9年ぶりのおすし氏は110台とキャリアのわりに控えめ。

 ラウンドは10時半スタート。ゴルフと言えばもっと朝早いイメージでしたが、これなら朝が弱い僕でも全然余裕。初のラウンド、野外音楽フェスを彷彿とさせるだだっ広い芝生、最高! 初のティーショット(ホールの1打目)、ドライバーで思いっきり打つすがすがしさ。「ゴルフ、ハマるわ」と1打目にして確信するほど気持ちいい。そしてドライバーが飛べば意外と何とかなる。+5打かかったホールもありましたが、9ホール終え6個のダブルボギー(+2打)ってかなりうまいらしい。

 お昼休憩。おすし氏がそそくさとカートを降り、靴の掃除方法を教えてくれたのは、下心だったなんて。エアークリーナーのすごさに素直に感動してしまった…。(次号に続く)

【プロゴルファーHIKARU】第8話「発揮せよ! 俺のビギナーズラックの巻」 イラスト
イラストレーター/マンガ家
室木おすし

1979年生まれの三児の父。ペンネームである「おすし」は、寿司屋でのアルバイト経験から。単行本『悲しみゴリラ川柳』『貴重な棒を持つネコ』『君たちが大人であるのと同じく』発売中。UOMOでは『プロサウナーSHOWの熱波に焦がれて…』『プロテイナーYUSUKE』に続き『プロゴルファーHIKARU』を連載。

RECOMMENDED