2024.11.18
最終更新日:2024.11.21

【「バンコク3泊5日旅」TO-DOリスト10】05|本場のガパオ、パッタイ... お値段以上のローカルフードをハシゴする

おしゃれな大人の旅先がソウルからバンコクに変わってきているらしい。そんなウワサを聞きつけ、タイのイメージが10年前から更新されていない37歳の編集部員が、円安時代でも気軽に満喫できる方法を思考&実践すべく「無課金トラベラー」として3泊5日の旅に出た。お金を出す価値のあることだけしか載っていないマニアックすぎる男のための保存版バンコクガイド。

฿(バーツ)1=¥4.4(2024年10月7日現在)、国際電話の国番号は66です。掲載情報は2024年9月末日時点のもので、予告なく変更される場合があります。

ガパオライス

Gapow Tapae

ガパオライス
฿129

東京でも食べられるじゃん、なんて言ってゴメンなさい

ガパオライス好きを自認していたつもりが、打ちのめされたひと皿。日本で食べるそれはつゆだくでしっとりライスのイメージ。それに対してこちらは豚肉のミンチがさらっとパラパラ、ドライな質感。そこに濃厚なアヒルの半熟卵をくずしてねっとりと絡めることで、ちょうどいいのどごしに。何よりバジル(ガパオ)の多さに驚き。どこでも食えるなんてもう言えない。

Gapow Tapae

ガパオ ターペー

41/1 Sukhumvit 23 Rd., Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok
営業時間:9時30分〜15時、16時~20時 無休
TEL:065-396-5291

カオソーイ

Hom Duan

カオソーイ
฿120

チェンマイ出身のおばあちゃんのレシピによるほっとする優しい味。濃厚でやや辛いクリーミーなカレースープに、もちもちした平麺がよく絡み、時に上にのった揚げ麺のカリカリ食感がアクセントになる絶妙な計算に感動。日本のカレーうどんよりあっさりしていてもたれない。冷蔵庫からセルフで取り出すシンハービールとの相性は思い出すだけでもう…。

Hom Duan

ホーム ドゥアン

1/8-1/9,Ekkamai Soi 2, Sukhumvit 63 Rd., Prakanong Nuea, Wattana, Bangkok
営業時間:9時〜20時
定休日:日曜
TEL:085-037-8916

カオマンガイ

Jub Jub Khao Man Gai

カオマンガイ
฿60

オーソドックスなゆでた鶏肉だけでなく、揚げ、照り焼き、ガイセープ(唐揚げのハーブ和え)、4種類の調理法で鶏を堪能できるのが魅力の屋台メシ。取材時は朝食だったのでゆでと揚げの2種盛り(฿60)にしたが、やはり一番人気は4種盛り(฿100)とのこと。カオマンガイってビール同様、ひと口目が命だと思っていた固定観念が覆されるモチッ、カリッの二重奏。

Jub Jub Khao Man Gai

ジュブジュブカオマンガイ

A-ONE Ari,9/2 Phahonyothin Rd., Phayathai, Bangkok
営業時間:6時〜14時
定休日:日曜
TEL:086-608-6302

クイジャップ

Nai Ek Roll Noodles

クイジャップ
฿70

聞き慣れない臓物スープという響きに、若干ビビりながら口にするとピリッと胡椒がきいた旨味に感動する。見た目はマカロニスープ。細く丸まった米麺と、豚モツ、皮付きの揚げ豚、すべての歯ごたえが違うことでシンプルな味つけでも飽きがこない。期待値が低かったこともあり自分史上最高の「食べるスープ」に認定。行列にビビらず並んでいれば案外すぐあく。

Nai Ek Roll Noodles

クイジャップ ナイエーク

442 Yaowarat 9 Rd., Samphanthawong, Bangkok
営業時間:8時〜24時 無休 
TEL:02-226-4651

マッサマンカレー

Krua“Aroy-Aroy”

マッサマンカレー
฿100

ココナッツミルク、タマリンドソース、ピーナッツ、後に残る辛さ控えめの(というより甘さが際立つ)カレーはCNNで「世界一おいしい食べ物」に選ばれたこともあるそう。ほろほろなチキンとジャガイモのシンプルを極めたひと皿は、即飲み干したくなるほどこの旅ナンバーワンプレートだった。編集部のあるカレーの聖地、神保町にも早く上陸してくれることを願う。

Krua“Aroy-Aroy”

クルア アロイ アロイ

3/1 Pan Rd., Silom, Bangkok
営業時間:9時〜18時
定休日:水曜
TEL:02-635-2365

パッタイ

Thip Samai

パッタイ
฿150

「オムライス?」と不審に思いつつ、薄皮の卵をそっと破ると間違いなくパッタイ。もっちりした米の平麺に、エビみそがたっぷり入った濃厚なソースが絡まり、それを卵が優しく包み込んだ味は甘味と少しの酸味が混ざり、昇天。ちなみにこのお店のもう一つの看板メニューはオリジナル生オレンジジュース(฿119*時価)。この旅での最高のベストコンビ確定!

Thip Samai

ティップ サマイ

313- 315 Maha Chai Rd., Samran Rat, Phra Nakhon, Bangkok
営業時間:9時〜24時
定休日:火曜
TEL:02-226-6666

バミー

バミー
฿50

バミーとは卵入りの小麦粉麺を使ったタイ版のラーメン。バンタットン通りに並ぶグルメストリートとして名高い激戦区ヤワラーにある創業80年の屋台に度肝を抜かれる。汁なしのバミーには魚のつみれがのっかり、ニンニクのきいたタレが食欲をそそる。気づけば2杯完食。本来、酢などで味変するらしいが、僕は何もしないままがいちばんうまいと思った。

Lim Lao Ngow

リム ラオ ゴウ・ヤワラー店

299-301 Song Sawat Rd., Samphanthawong, Bangkok
営業時間:16時30分〜20時30分 無休
TEL:081-640-4750

トムヤムクンラーメン

Jeh O

トムヤムクンラーメン
฿300

最高学府チュラロンコン大学のお膝元、バンタットン通りが一大グルメストリートに。その震源地となっているのが食堂ジェー オーだ。伝統的タイ料理はひと通り揃うが、お客の9割が注文するのがトムヤムマーマー(ラーメン)。もとはまかないとして、トムヤムクンにインスタントラーメンを入れたB級グルメ。辛くて酸っぱい奥行きのある味がクセになる。

Jeh O

ジェー オー

113 Soi Charat Mueang, Rong Mueang, Pathum Wan, Bangkok
営業時間:16時30分〜24時 無休 
TEL:064-118-5888

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