おしゃれな大人の旅先がソウルからバンコクに変わってきているらしい。そんなウワサを聞きつけ、タイのイメージが10年前から更新されていない37歳の編集部員が、円安時代でも気軽に満喫できる方法を思考&実践すべく「無課金トラベラー」として3泊5日の旅に出た。お金を出す価値のあることだけしか載っていないマニアックすぎる男のための保存版バンコクガイド。
฿(バーツ)1=¥4.4(2024年10月7日現在)、国際電話の国番号は66です。掲載情報は2024年9月末日時点のもので、予告なく変更される場合があります。
03|ストリートシーンの最先端に触れる
Carnival
Tカルチャーのトップランナーはコラボの天才
行列の先には必ずこのお店がある。2010年にスニーカーの販売からスタートしたカーニバルは数々のコラボで話題になり、いまやタイのストリートシーンを語るうえで欠かせない存在。相手はファッションに限らずバイクのランブレッタ、ビールのバドワイザーまでハイ&ローすべてクール。最近はタイ全土のバーガーキングとメニューコラボした。
話題のコラボの仕掛け人であり、タイストリートのキーマン、オーナーのピントーさん。
オリジナル商品は多彩なフォントのロゴ使いが光る。新作のキャップは配色がヘルシー。
韓国ブランドCRITIC WEARとのコラボTは韓国タクシーとトゥクトゥクの競演。
老舗石けんブランドIMPERIAL LEATHERとのコラボ石けん。
磁器のポットとカップの飲茶セット。
カーニバルではロゴキャップと石けんを購入。日本でも有名なニューヨークやロンドンのショップロゴを身につけるより、こういうライジングなお店のロゴを身につけて「どこの?」とツッコまれたいスケベ心があるのだ。イケメンオーナーのピントーさんは日本でコンバースのヴィンテージの買い付けからキャリアをスタートしたそうで、大の日本好き。東京にもこういう自由なクリエイティブのお店がもっと増えたらいいなあ、と話していて感じた。
カーニバルウェアハウス30旗艦店
Warehouse30, 7-8 Charoen Krung 30 Rd., Bang Rak, Bangkok
営業時間11時〜20時 無休
TEL:094-562-1779