汎用性のある調理器具はもう家庭にある。だからこそ「なくても代用できるけど、ある目的のためだけに使う道具」があれば、あなたの神器になる。ステーキ、ワイン、食後のアイスクリーム…。自分だけの愉しみに没頭するとき、キッチンは男の聖域になる。
叩く
EPPICOTISPAI|ミートテンダライザー
火入れが命というのは大前提として、下ごしらえの「叩く」がステーキの仕上がりを左右する。加熱で筋が縮んで焼きムラができないよう、斧型ミートテンダライザーを。三角の突起で筋を切り、丸い突起で肉の厚さを整える。どんな肉であろうとも、自分好みのステーキに妥協したくない。
切る
Arte in Olivo|チーズナイフ3点セット
1952年スペイン創業、オリーブの木材に特化したブランドが作るチーズナイフセットが見た目も使い勝手も優秀。ギザ刃のナイフ型、カットもサーブもできるフォーク型、スライスとクラッシュ用のシェーバー型。ハード、ソフト、クリーム、すべてのチーズをより美しくおいしく演出する。
剝く
EAトCO|ムク/アボカドカッター
オシャレ食材のようで、サラダにマリネと、朝食から酒のツマミまで登場回数が多いアボカド。専用カッターを使って小さい刃でするりと皮に切れ込みを入れ、実を二つに割ったら刃を刺して種を除き、スプーン状の先端で中身を取り出す。手を汚さないスマートな一連の仕草は、神聖な行為にさえ思えてくる。
掬う
Häagen-Dazs|金のスプーン(ノベルティ)
アイスが楽しく食べやすくなる「金のスプーン」は、ハーゲンダッツのキャンペーン中にもらえるノベルティ(開催は不定期、詳細はHPにて)。ステンレス製の金メッキ仕上げで、贅沢なムードを演出。いつもよりおいしく感じる。