年の瀬が近づくと話題に上る、「今年買ってよかったもの」。衝動買いしたものもあれば、悩んで悩んで買ったものも、長年好きで買い続けているものもある。センスのいい人たちがうなった2024年のベストバイを紹介します。
本誌スニーカー連載でお馴染み。紹介したanderのソックスは自社でプロデュースした渾身の一足。ほかにもブラックや杢グレーも製作中。
JIL SANDER|7 DAYS SHIRTS (Sunday)
「シルクの服が一般化した昨今に、上質なシルクシャツが欲しくなった。ノーカラーやステッチを施した前立て、カジュアルと品のよさのバランスが程よい」。
ander|リブソックス
「一般的な靴下の約2.5倍の糸量で編まれたリブソックス。マイケル・ジョーダンのルーキーイヤー時のソックスをモチーフにした、ボリュームのあるボディと繊細なフィットが特徴です」。
adidas|アディレッタ
自宅での室内履き用に。「オフィスでの来客用も白黒のアディレッタで揃えています。ベージュのスエードなら自宅の空間にも調和します」。
TEKLA|寝具カバー
「今までは素材重視で布団カバーを選んでいましたが、寝具も部屋に馴染ませたいと思って。これのおかげで布団らしさを出しつつも生活感が薄まり、インテリアのひとつに昇華できました」。
seca|体重計「seca 813」
「体重測定が日課になったのは今年の大きな変化。納得の数値が出なくともいいデザインなら毎日続けることができる」。
COMOLI|カシミヤ トラックジャケット&パンツ
「トラックジャケットを上質なカシミヤで。くすんで見えるカシミヤが、いわゆるなラグジュアリーではないコモリらしさを感じました」。
BONAVITA|ケトル
「ラッセルホブスやバルミューダなどいいデザインの細口電気ケトルはいくつかありますが、1度単位で温度調整と保温ができるものが欲しくなって」。
野口染物店で藍染めしたTシャツとパンツ
「色落ちした紺のギャルソンのTシャツとステューシーのパンツを自らの手で濃紺に染色。色褪せたままよりはひと手間かけて新鮮かつよい色で着るほうがずっといい」。
BLUE MOUNTAIN SCHOOL|キャンドル
ロンドンのギャラリー兼ショップ・ブルーマウンテンスクールのキャンドル。「この一年で香りを焚くようになり、特に気に入った香料は鮮やかなパチョリ」。