2024.06.18

【おしゃれな大人の「自分勝手な」週末旅の記録】チェンナイ|現地に溶け込む弾丸インド旅

クリエイティブディレクター 金子恵治×チェンナイ

喧騒と人々の営みに溶け込み頭がほぐれました

オートリキシャ
小回りがきく三輪自動車「オートリキシャ」がタクシーの定番で、人がぎゅうぎゅうに乗車。

金子さんが、ある日突然決めた旅先はなんとインドだった。まさかの弾丸2泊で、20年ぶりに訪れた都市とは…?

ホテルへの帰り道
市場のようににぎやかなホテルへの帰り道。

「GWの初めに『Morphée』のディレクターに誘われ、急遽チェンナイへ。生地屋や工場の集まる地域で20年前にもファッションの研修で訪れました。今回は革をなめす工場の見学ができたほか、ただただ現地に溶け込むこと50時間ほどのステイ。

カラフルな風船やおもちゃ
深夜にもかかわらず、カラフルな風船やおもちゃが売られる。

早朝に成田を発ち、その日の深夜にはチェンナイ着でしたが、夜も更けているのに、まだ夕方のように街はにぎわっていて、面食らうところから旅はスタート。お祭りのように風船が売られ、大人も子どもも射的を楽しみ、馬に乗ったかわいい親子まで。

スーツケースを積みまくるバイクが散見される風景
スーツケースを積みまくるバイクが散見される風景はとにかくエネルギッシュ。

空港からすぐの宿は街の喧騒に包まれ、日中はバイクにあふれてクラクションが大活躍し、市場の営みはにぎやか。

楼門建築
南インドのヒンドゥー教寺院に見られる楼門建築、ゴープラムは色鮮やか。

一方で寺院を訪れると、神聖な空気と目を輝かせながら参列する人々の高揚感が伝わってくる。文化そのものについて、ちょっと立ち止まって考える機会でした。

ミールス
ミールスは、熱々の鍋を代わる代わる持ってきてくれて、いろいろな味のカレーを好きな量かけてもらえるのがうれしい。

食の楽しみは南インド料理だったのですが、チェックしていたGoogleで高評価のお店をドライバーさんが断固拒否(笑)。『絶対に自分の行きつけのほうがいい』と教えてくれたお店は、自分でバナナの葉を洗い、手で食べるというローカル感が強いところだったけれど、確かにすごくおいしかった。たったの2泊でしたが、頭がほぐれるような刺激的な旅になりました」。

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