今年のふるさと納税の期限が12月31日に迫ってきた。まだ返礼品で迷っている人におすすめのプレミアムな滞在ができる対象施設を紹介する。
ふるさと納税で雲仙市の旅へ!
今年もふるさと納税の返礼品選びに頭を悩ませるシーズン到来…。肉や米、アルコール類など、定番の返礼品も間違いないが、旅行解禁ムードの今年は趣向を変えて、ふるさと納税きっかけで旅に出てみることをおすすめしたい。寄付した土地へ実際に足を運べば、その土地の解像度はかなり上がるはずだ。寄付してモノをもらうだけではなく、体験という新しい価値を享受できる。さらに欲を言えば、宿泊先には旅の疲れを癒やしてくれる、最高の温泉があれば尚良い。
温泉地は日本中に数あれど、UOMO的におすすめなのは長崎県雲仙市。島原半島の入り口に位置する街で、普賢岳、雲仙地獄といったダイナミックな自然環境に囲まれ、日本最初の国立公園に指定されている雲仙天草国立公園なんかもある。さらに雲仙温泉と小浜温泉という、泉質の異なる温泉を有する、日本でも有数の温泉地でもあるのだ。
半水廬(はんずいりょ)
約6000坪の広大な敷地に、なんと客室わずか14棟のみ。2022年度の一番人気も納得の都会の喧騒から完全に離れられる贅沢な空間だ。通常だとちょっと敷居が高く感じるが、お得なふるさと納税のプランなのでトライしやすい。
客室はすべて、広々とした約75坪の二階建ての離れ。宮大工による贅沢な造りの客室で、日本庭園を眺めながら長崎の旬が満載の夕朝食を味わえる。
湯の華があふれる源泉かけ流しの温泉は、24時間好きなタイミングで入浴が可能だ。湯治の湯として長い歴史を持つ雲仙温泉の上質な泉質を心ゆくまで堪能しよう。
寄付額:¥610,000〜
九州ホテル
大正時代より続く長崎でも屈指の温泉リゾート地で、スペシャルな時間を過ごせる九州ホテルは、創業1917年の老舗。2018年のリニューアル以降も変わらない「地獄」を眼前に見据える圧巻のロケーションは、非日常感を存分に味わえる。エントランスに宿泊棟、レストラン棟、そして離れと、4つの棟で構成されており、大人の旅に相応しいスタイルを持った宿泊施設だ。
食事は創業者が上海航路の洋食コックだった歴史に倣い、夜は欧風のメニュー。近海で採れた新鮮な魚介はもちろん、雲仙の名物や風習を取り入れた厳選のコース料理で食紀行も楽しめる。
寄付額:¥200,000〜
福田屋
テラス付きの露天風呂がついた客室が魅力の福田屋。人目を気にせず露天風呂に入って、雲仙の四季をのんびりと感じることができる。本館の共同浴場では、源泉かけ流しのモダンな内湯に、和のテイストの露天風呂と、4つの貸切風呂を完備。デトックス効果の期待できる泉質を思う存分堪能できるので、湯上がりのツルツルお肌も楽しみだ。
寄付額:¥280,000〜
伊勢屋
1699年創業の老舗旅館、伊勢屋。歌人・斎藤茂吉が伊勢屋を訪れた際に、橘湾からの夕日の美しさに心をつかまれ、歌に残すほどの絶景が魅力だ。全室オーシャンビューの客室は、自家源泉かけ流しの温泉付き。極上のプライベート空間を、心ゆくまで味わえる。
食事は長崎の自然の恵みが存分に味わえる「海のダイニング」で。見渡す限り小浜の海が広がる、贅沢なレストランだ。橘湾の海の幸に、農家で採れた朝摘み野菜、長崎和牛に雲仙ブランド認定の豚肉など、地物をメインに素材本来の味を楽しめる。
寄付額:¥140,000〜
雲仙観光ホテル
クラシックホテル好きにおすすめしたいのが、雲仙観光ホテルの宿泊プラン。登録有形文化財に泊まるプレミアムな滞在は、思い出に残るひとときを約束してくれる。客室はウィリアム・モリスの壁紙がアクセントになった、落ち着いた大人の空間。広めのバルコニーから並木道を眺めたり、静かな時間をゆったりと堪能できる。
寄付額:¥370,000〜
お問い合わせ先
一般社団法人雲仙観光局
TEL:0957-73ー3639