在宅勤務を続けるUOMOの編集者たち。愛用する私物を自宅から紹介!
酒のツマミで一番好きなのは麦チョコです。タンブラーや小ぶりのグラスに麦チョコを注ぎ、飲み物感覚で喉に流し込むのがマイスタイル。これなら手も汚れずチョコも溶けないし。毎月編集部で一杯飲みながら行うインスタライブでも麦チョコを用意していますが、麦チョコ界のロールスロイスと勝手に認定している「MUGIE」を銘柄指定。この「MUGIE」、編集部最寄りの成城石井には常備されており、そこでよく買うんですが、いざ自宅近所で探してみると最寄りのスーパー、コンビニどこにもない。これじゃ晩酌が楽しくない。じゃあオンラインで発注してみるかと検索して凍りつきました。「え、MUGIEって“ムギー”じゃないの……!」 これまでずっと「ムギー」だと信じてた。「麦チョコ買うならムギーにしておくれよ」「ムギーってうまいよな」ってずっと言ってた。発音的には「イギー」と一緒。デヴィッド・ボウイの「ジギー」とも同じだけど、『GLORIA』唄ってた「ジギー」とは違う。そう思ってた。でもそんな「ムギー」が実は「ムーギ」だったなんて…! 本当に恥ずかしい。小枝と小技を間違えるくらい恥ずかしい。
ムギーあらためムーギを作ってるのが「レーマン」という会社だってことも初めて知った。公式サイトによれば日本で最初に麦チョコを生み出したメーカー。オンラインショップではしっかり「ムーギ」表記で載ってます。しかもカカオ60%のビタータイプや高級ライン「プレミアムムーギ」シリーズ等、知らない商品がたくさん。おのれの不明を恥じつつ大量発注しました。
カカオ60%ムーギは想像通りの程よいビターテイスト。ウイスキーには通常ムーギが合うけど、ワインなど甘みのある酒には60%がいいですね。そして初めて食べるプレミアムムーギ。例えば「エチオピア産モカ」はシングルオリジンコーヒーみたいなもので、まだわかる。でも瀬戸内レモンって奇をてらいすぎじゃ?と疑問を覚えつつ、一口食べたら顎がはずれた。「な、なにこれ。こんなうまい麦チョコ食べたことない…!」。チョコでありつつ同時にレモン、しかも麦。この新感覚はドラえもんの『自動販売タイムマシン」回で、のび太をして「一粒ごとにジーンと心にしみる味」と言わしめた未来のお菓子に匹敵するのでは。緊急事態宣言後に食べて、一番美味しかったのは間違いなくこれですわ。MUGIEの正しい読み方を知り、さらに新シリーズに出会えたのはコロナ禍における怪我の功名といえましょう。
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レーマンオンラインショップ
https://reman-choco.com/
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