在宅勤務を続けるUOMOの編集者たち。愛用する私物を自宅から紹介!
最近Netflixで『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』というアニメを見ている。ゲーム初心者の主人公・楓は友人の勧めで「New World Online」というVRMMOの冒険ゲームを始めるが、「とにかく痛い思いをしたくない」という理由で、初期設定の装備や獲得したステータスポイントをすべて防御力に一点特化(極振り)。その結果、通常の攻撃では全くダメージを受けない無敵の存在となり、予想外の活躍をするというお話だ。天真爛漫な楓のキャラクターがなかなかの癒し系で、毎日風呂に浸かりながら見るのにちょうどいい。
ゲームといえば先日クローゼットの整理をしていて、2016年に購入した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を見つけた。ここ2年ほどプレイしていなかったが、ちょうどNetflix浸りの生活にも少し飽きてきたところ。「おうち時間」の新たな刺激にちょうどいいわと、ひさしぶりにスイッチを入れてみた。「クラシックミニ~」には往年の名作ゲームが30タイトル収録されており、もともと自分は「アイスクライマー」と「グラディウス」がどうしてもやりたくて購入したのだが、『防振り』にハマっている今の自分は当然、RPGの傑作「ファイナルファンタジーⅢ」を選択。中2の時に「Ⅳ」をクリアして以来、ロールプレイングゲームをやるのは30年ぶりだ。パーティは4名。やはり1ヶ月に及ぶ在宅勤務で寂しくなっているのか、自分以外の3名を編集部の後輩の「よしざき」「つるた」「なかばやし」と命名してしまった。最初は全員たまねぎ剣士だが、いずれジョブチェンジできるようになったら「よしざき」は黒魔導士、「なかばやし」はモンクにしよう。「つるた」には何が似合うかな…。 なんて浮かれながらスタートした冒険初日だったが、30年のブランクは想像以上に大きく、開始わずか30分でまさかのフィニッシュ。体力回復を怠ったまま挑んだウェアウルフ(雑魚)との戦闘で、後輩3人があっけなく戦死してしまったのだ。さっきまでの恋しく思う気持ちはどこへやら、「この役立たずどもが…」と思わず毒づくも、一人で冒険は続けられない。仕方なくリセットボタンを押し、2回目の冒険に乗り出すことにした。とりあえず今度は「よしざき」と「なかばやし」を『死なれるのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』
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