在宅勤務を続けるUOMOの編集者たち。愛用する私物を自宅から紹介!
平日のほぼ大半、仕事終わりには必ず外で一杯やっていたが、外出自粛要請に伴い、毎晩自宅で晩酌することになった。とはいえここで問題なのが、酒がさほど好きではない妻と年頃の娘の目の前で何を飲むかであって、いつも行く三軒茶屋や南千住の飲み屋と同じノリで「キンミヤボトル&炭酸&氷」の3点セットを食卓に並べるのは気が引けるし、かといって「氷結」を次から次へと空けるのは42歳の大人として間違っている気がする(自分はビールをほぼ飲まない)。やっぱり格好がつくのはワイン。しかも流行りのヴァンナチュールであれば文句はなかろう。
というわけで入手したのが、滋賀県東近江市にある「ヒトミワイナリー」の「Soif Rouge 2019」。ラベルを見ると「軽やかな飲み口で季節、時間問わず気軽に楽しんでもらいたい。そんな喉の渇きを癒すワインを目指して作りました」「夏はキンキンに冷やして、冬はガサツにコップでお楽しみください」と書いてある。しかもヒトミワイナリーのワインは値段が手頃なものが多く、これも一本2,000円しない。まさにひとり呑みにうってつけのワインだ。
この日は自分で作ったボルシチ、ベーコンとマッシュルームのサラダ、茹でスナップエンドウで晩酌。軽い。軽すぎる。でも旨味はしっかりある。ボルミオリ・ロッコのタンブラーでグビグビやったら、あっという間に一本空いてしまった。我が家(飲むのは自分だけだが)のハウスワインは当面これにて決定した。次はリモート飲み会ができるよう、寝室に小さなテーブルを設置したいと考えている。
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