ランタンシェードとしても使えるスタッフサック

キャンプ好きな大人の必携アイテムが、アウトドアブランドの「asobito(アソビト)」から登場した。スタッフサックとランタンシェードの機能を兼ねる「ぼんぼりシェードサック」だ。
「ぼんぼりシェードサック」は、開発者が京都のトレイルを歩いている時に浮かんだアイデアから生まれた。山中のテント場は明かりもなく真っ暗で、ヘッドライトとLEDランタンの明かりが頼り。しかし、山行中や設営中は頼もしい明るさも、全高の低いテントだと少しオーバースペックになる。光源と目の距離が近すぎるため、LEDの直線的な明かりが目に優しくないのだ。そこで、オリジナルのスタッフサックを被せてみたところ、ふんわりとした雰囲気の良い灯りになった。その体験をもとに、ランタンシェードとして使いやすいアイテムはどのようなものかを突き詰め、本製品が誕生したというわけだ。

使い方は簡単で、LEDランタンを「ぼんぼりシェードサック」の中に入れるだけ。ヘッドランプのように直線的な光を拡散するために下半分はすべて乳白色で統一しており、周囲をやわらかく照らしつつ、上半分の色を優しく浮かび上がらせる。開口部は完全密閉ではないため、時間がたつと少し空気が抜けてしまうが、息を吹き込むと元通りになる。

開口部を絞ったあとに余ってしまうドローコードにも役割を持たせている。ドローコードをフックに挟めば吊り下げ可能なループに変わり、コードストッパーの絞り具合で高さの調整が可能だ。また、吊り下げ用のループとしてだけでなく、簡易的なハンドルとしても使うことができる。

スタッフサックとしての使い勝手にも優れている。口を開けたまま自立するため、中に入れた荷物が見やすく、必要なものをすぐに取り出せる。3Lサイズは500ml程度のクッカー、OD缶のほか、湯沸かしに使う小さな道具をまとめて収納可能。7Lサイズは細々とした道具をまとめて入れたり、衣類を入れたり、フードコンテナとして使用するなど多用途に使える。

価格は2サイズとも1000円台とリーズナブル。持っていれば、キャンプがもっと楽しくなるに違いない。

ぼんぼりシェードサック 3L
¥1,500
サイズ:約幅18.5×高さ15×奥行11cm
重量:15g
カラー:オレンジ、サックスブルー、グレージュ、ブラック
ぼんぼりシェードサック 7L
¥1,800
サイズ:約幅23×高さ17×奥行16.5cm
重量:25g
カラー:オレンジ、サックスブルー、グレージュ、ブラック
※ともにビッグウイング公式オンラインストア限定販売
BIGWING
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