
お散歩大好きモデル・在原みゆ紀が気になる街や場所を自由に散策。食べて飲んで遊んだ後には、一日を象徴するお土産(スーベニア)をGET!
01|湯島・「舞い鶴」のぶどうパン


湯島は私にとって、休日に一人でぷらっと訪れたい街。下町情緒のある落ち着いた雰囲気が好きなんです。まずは、近くへ来ると必ず立ち寄る「湯島天満宮」へ。緑に囲まれて空気が澄んでいるから、心をすっきりリフレッシュできます。お参りした後は、以前から気になっていた「うさぎやC
AF́E」で小腹を満たしに。私は甘いものに目がなくって、中でもどら焼きが大好物! そんなどら焼きをフレンチトースト風に仕上げた“フレンチ焼き”は、ふわトロの生地とあんこにバターの風味がマッチした、新感覚のおいしさで感動…。さて、そろそろ肝心のお土産を手に入れなくては! “ぶどうぱんの店”と書かれた看板が目をひく、「舞い鶴」へと向かいます。種類豊富なパンが並ぶ中から、干しぶどうがぎっしり詰まった名物のぶどうパンを無事にゲット。ふわふわ優しい味わいのパンとたっぷりのレーズンが相性バッチリ! 自分の分と別に、両親にもプレゼントしようかな。
02|蔵前・「カキモリ」のオーダーノート


あっという間に年末年始。一年間頑張った自分をねぎらうために、今回はご褒美ランチからスタートです。ずっと訪れたかった「洋食 大吉」は、昭和の文豪にも愛された老舗。ハンバーグはジューシーで、エビフライはぷりっぷり! 多くの人でにぎわっているのも納得の味わいです。お腹を満たした後は「proto 器とタカラモノ」へ。大の器好きの私、収納場所が足りてないから本当は買いすぎ厳禁なんですが、好みのものを見つけるとつい手に入れたくなっちゃいますね…。悩んだ末に、友達へのプレゼントを一つ購入。自分用は選ぶのに時間がかかっちゃいそうだから、またあらためてゆっくり訪れます! 最後は「カキモリ」で新年の手帳作りに挑戦。日々の予定は紙に書いて管理する派なので、スケジュール帳は必需品。持ち歩きやすいようB6サイズにして、表紙と裏表紙はレザーをセレクト! 使い込むほどに味が出そうなので、2023年だけでなく長く愛用したいですね。
03|麻布十番・「紀文堂」の人形焼き


まだまだ寒さが残るけど、そろそろ春の準備を始めたい頃。大好きな甘いものと日用品を求めて、麻布十番へ向かいます。まずは、プライベートでもよく行く「紀文堂」へ。ここは人形焼きが有名ですが、ワッフルも絶品! 私はあんこだけでなく、カスタードにも目がないんです。七福神の形をした人形焼きはおめでたい雰囲気があり、手土産として喜ばれること間違いなし。もう今月のスーベニアは即決の勢いだけど…引き続き散策! 次に訪れた「designshop」では器やカトラリーを中心にチェック。白湯をまろやかにしてくれると噂の南部鉄器のヤカンがとても気になる…。たくさん歩いた後は、ほっとひと息つくために「天のや」へ。名物の玉子サンドは、からしのきいたマヨネーズソースが絶妙。パンも玉子もふわふわで、ペロッと完食できちゃいます。このエリアはおいしいお店が多くて、ついつい食べすぎちゃいますね。新たな好物を探しにまた来ないと!
04|井の頭公園・「篭蔵」の餃子


ようやく春めいてきましたね! 今回は、この季節にぴったりな井の頭公園エリアをお散歩。まずは、プライベートでもよく訪れる大好きな「いせや」で焼き鳥を手に入れます。お店のまわりは炭火の煙がモクモク! 臨場感あふれるカウンターでビール片手に楽しむのも最高だけど、今日は公園で食べるためにテイクアウトにしましょう。続いて訪れた「篭蔵」ではふんわりアツアツの肉まんを購入。自分へのお土産に大きな餃子も手に入れちゃいました! それでは、井の頭公園のベンチへ移動していただきます。自然の中で食べる肉まんは、いつもよりもっとおいしく感じられる…不思議ですよね〜。家で食べた餃子も具だくさんで絶品でした!
05|巣鴨〜大塚・「ぼんご」のおにぎり


久しぶりに巣鴨にやってきました。このあたりはお気に入りの和菓子屋さんもあるし、とにかくおいしいお店が多いんです。今日はまず、「八ツ目や にしむら」で鰻をいただくことに。炭火で丁寧に焼かれた鰻は、皮はこんがり、身はふんわり。贅沢な気分に浸れて、お腹も心も満たされました。鰻に元気をもらった後は、腹ごなしに大塚方面まで散歩しましょう。歩いて10分くらいだからちょうどいい! 次の目的地「ぼんご」ではおにぎりをテイクアウト。迷った結果、筋子+しゃけと卵黄醤油漬け+肉そぼろ、明太マヨクリームチーズの3つを選びました。どれも具がたっぷりでボリューム満点。味つけがしっかりしているからお米との相性バッチリ。いつも大行列ができているのも納得の味わいです。次に来たときは、カウンターで握りたてを食べたいな。
06|上野・「国立科学博物館」のルーシーのぬいぐるみ


春の陽気が心地よい上野公園を散歩して、訪れたのは国立科学博物館。約3年半ぶりに開催されている「恐竜博」へ向かいます。今回の主役となる恐竜は、胴体や尾についたトゲトゲが特徴的な草食の「ズール」。鎧を進化させることで肉食恐竜から身を守っていたのだとか! ティラノサウルスの全身骨格もド迫力。攻守それぞれの進化の歴史を実感し、恐竜の世界についてもっと知りたくなりました。常設展でも古代の生き物を見られると案内してもらい、生物や自然、科学など全10フロアからなる地球館へ。植物から哺乳類、恐竜まで、さまざまな生物に出会えますが、中でも気になったのが猿人のルーシー。320万年前に存在した人類の祖先だそうです。ショップで見つけたマスコットも、驚いたような表情とポーズがチャーミングすぎる…。今回のスーベニアはこれに決まりです!
07|新大久保・「韓国広場」の豚足とスンデ


暑い日が続くと食べたくなるのが、唐辛子のきいた韓国料理! 本場の味を求めて、今回は新大久保へ。訪れたのは、豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋“ガムジャタン”の専門店「宋家」。3種類のメニューから、たっぷりのエゴマと乾燥白菜が入った「ウゴジガムジャタン」を注文しました。エゴマによって味に深みが増して、スープを口に入れた瞬間からずっとおいしい! カプサイシンやコラーゲンが豊富で、美肌効果も期待できそうです。お腹を満たした後は、現地の食品や調味料を扱う「韓国広場」へ。常時ストックしているお粥やキンパ用の海苔など、自宅で韓国料理を楽しむための必需品でカゴがいっぱいに。スーベニアとして手に入れた豚足とスンデは、ビールとの相性抜群! 友達が遊びに来たときなど、サッと出せるおつまみとして活躍すること間違いなしです!
08|熱海・「阿部商店」のいいらまんじゅう


まだまだ暑さの残る中、最後に夏らしい小旅行がしたい…と思い立ち、東京を飛び出て熱海までやってきました。まずは、日頃の疲れを癒やすべく「家康の湯」へ。滑らかな泉質の足湯がとても心地よくて、一度足を浸すと動けなくなっちゃう…。身体がポカポカして、心まで満たされました! 体力が回復したところで、次はおいしいものを求めて平和通り商店街へ。おせんべいにソフトクリーム、気になるものはたくさんあるけど、大きな提灯に誘われて「阿部商店」へ。通常の温泉まんじゅうより少し大きめサイズの名物「いいらまんじゅう」は、黒糖の香りが豊かな生地に粒あんがたっぷりで食べごたえ十分。これは家族へのお土産にして、私はできたての温泉まんじゅうをその場でパクリ。小腹を満たしたところで、帰りは海辺をドライブだ〜!
09|江戸川区新堀・「春花園BONSAI美術館」の盆栽


今回訪れたのは「春花園BONSAI美術館」。先日実家に帰ったときに祖母が育てている盆栽を見て、私もやってみたい!と思ったんです。ここでは盆栽教室も行われていて、初心者でも簡単に盆栽の手入れを体験できるそう。早速私もトライ! まずは盆栽をよく観察し、どこをどのように形づくったらよくなるかを考えます。今回盆栽を教えてくれた小林國雄先生曰く、線と空間で美をつくることを心がけるのがまずは重要なのだとか。作業のコツを教わりながら、枝の先まで丁寧に針金を巻いて“しつけ”をしていきます。初めは訳もわからずに手を動かしていたけれど、作業を進めるうちに形に変化が。ビフォーの写真と比べると、ダイナミックさが出ました。約1時間の体験でしたが、盆栽の第一歩を踏み出せて大満足。持って帰って、家族に披露しなきゃ!
10|成城・「成城パン」の甘いパンたち


実は、成城に来るのは初めて。なので今回は、ずっと気になっていたお店を巡ります! まず訪れた「成城アルプス」は、スイーツ好きとして長らく憧れていた老舗洋菓子店。1965年の創業時から愛され続けているモンブランを、2階のサロンでいただきます。クリームたっぷりなのに甘さがしつこくなくて、コーヒーとの相性も抜群です。次は和の甘味を求めて「成城あんや」へ。店頭の豆大福にも惹かれつつ、今日は茶房でモチモチの白玉を味わいます。添えられたあんこやきな粉はもちろん、丁寧にいれられた煎茶もおいしい! 好物でお腹と心を満たしたら、地元民に愛されている「成城パン」でお土産をゲット。どこか懐かしいパンが並んでいて、つい目移りしちゃう…。迷った末に、甘いパンを4つ選びました! 持って帰って、家族と食べるのが楽しみです。
11|下北沢・「パンニャ」のスパイスキット


今回訪れたのは、カレーの街として知られる下北沢。この連載を担当していて、カレーに詳しいライターさんにイチオシの2店を紹介してもらいました! 1軒目の「ANJALI」は南インド料理をベースにしたカレーを提供するお店。4種の中から、チキンカレーとサンバルをいただくことに。スパイシーだけど優しい味つけのカレーはもちろん、お皿に添えられた副菜も私好みで、すっかりファンになっちゃいました。2軒目の「パンニャ」では、また少しテイストの違う一皿を。サラッとしたチキンカレーは食べやすく、元気が出るおいしさ! キーマとのハーフ&ハーフがおすすめです。お店の味を簡単に再現できるスパイスキットも販売されていて、私はチキンカレーとチャイのキットを購入。これがあれば、友達が家に遊びにきたときに本格カレーをパパッと振る舞えそう!
12|上野・新谷商店の珍味


新生活を迎える方も多いこの時期。日々の暮らしに欠かせない食器類を求めて、浅草エリアへやってきました。まず向かった「Dr.Goods」は、国内外の調理道具を扱う専門店。中でもカトラリーの品揃えがとっても豊富! 約10ブランドの製品が所狭しと並んでいて、どれにしようかと迷っちゃいます。友達へのギフトに、アイスクリームを食べるのにちょうどいい琺瑯の小さなスプーンを手に入れました。蔵前方面へ少し歩いて、「道具屋nobori」へ。居心地のよい素敵な店内は、なんとほとんどDIYで作り上げたのだとか。私は気に入った器をコレクションしていて、ガラス製のものが特に好き。ころんとした形がかわいらしいワイングラスを見つけたので、スーベニアとして購入しました! 友達がおうちに遊びに来たときに、このグラスを並べて食事を楽しみたいな。