正しい歩き方や痩せる歩き方などなんとなく知った気になっているウォーキングの知識、ちょっと古いかも? 効果的に歩くための新常識を心得よう。
教えてくれたのは
フィジカルトレーナー
中野ジェームズ修一
アスリートからビジネスパーソンまで指導。『最大効果のウォーキング』など著書多数。
ウォーキングプロデューサー
園原健弘
バルセロナ五輪で50㎞競歩に日本代表として出場。監修本に『ウォーキング100のコツ』。
そのウォーキング、正しいですか?
1正しい歩き方の姿勢って?
みぞおちから脚を振り出すように意識して(園原)
細かいことは気にしなくて大丈夫!(中野)
A視線は真っすぐ遠くを見つめる
B呼吸はハッ、ハッと吐くときだけ意識する
C手は大きく振ろうとせず自然なままで
D振り子のようにみぞおちから脚を振り出す
足幅や手の振りなど歩くときの姿勢で意識すべきことは? 「複雑に考える必要はありません。水泳や球技などと違い、歩行は誰に教わらなくても習得できる動作の一つ。フォームを細かく意識しすぎると動きがぎこちなくなり、ケガのリスクが高まることも」(中野)。
見映えのいい“歩き姿勢”のポイントはたった一つ。「みぞおちから脚を振り出すようにして歩くこと。みぞおち=脚のつけ根というイメージで脚を動かすと、インナーマッスルの大腰筋をうまく使えるので、身体に負荷がかかりにくく、長い距離も気持ちよく歩けるはず。あとは普段、運動習慣がほとんどない人や呼吸が浅い自覚のある人はまず“吐く息”を意識しましょう。ハッ、ハッと息を吐くと同時にお腹もへこませると、自然と腹筋を使った腹式呼吸になります。“呼吸筋”こと横隔膜も使えるので、酸素をたっぷり取り込めます」(園原)。
2気づけばスニーカーのソールの外側が減っている…
問題ありません! ただ「買い替え時」のサイン(中野)
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Photos:Yuichi Sugita[POLYVALENT]
Hair&Make-up:Narumi Tsukuba
Stylist:Takeshi Toyoshima Model:Yuji Matsumoto
Illustrations:Ryo Kaneyasu[visiontrack]
Text:Nao Kadokami
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