大人が求めるべき家づくりのヒントがここにある! 築50年のヴィンテージマンションに好きなものを集めて心地良い空間を作った、クラスカ ギャラリー&ショップ“DO”のディレクター大熊さんのお宅にお邪魔した。
大熊健郎さんTAKEO OKUMA
50歳/CLASKA Gallery & Shop “DO” ディレクター
東京都目黒区 65㎡ 夫婦+子ども1人
1969年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、イデーを経て、2008年よりライフスタイルショップ「CLASKA Gallery & Shop “DO”」の統括責任者兼ディレクターを務める。
好きなものが美しく調和した家
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「ある程度、雑然としていたほうが落ち着くんですよね」と話す大熊さんが暮らすのは、築50年のヴィンテージマンション。そのリビングの壁には、古今東西さまざまなアートピースや民芸品などが隙間なく並べられている。モノが多く、一見するとにぎやかだが、好きなテイストが共通し、さらに色や素材のバランスなど、全体の調和を意識してディスプレイしているため、不思議と窮屈な感じはしない。
「モノ好きではあるんですけれども、ただ集めてしまっておく感覚はなくて。自分が好きなものは身近に置いておきたいから、異なるものをどういうふうに組み合わせて、全体の雰囲気を自分好みにしていくかを考えるのが好きなんです。小さい子どもがいるので、今後は子ども関連のものも増えていくと思いますが、僕自身はあまり気にしていなくて、それも含めてどういう空間にしようか考えるのが楽しみです」
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Photos:Shota Matsumoto
Composition&Text:Masayuki Sawada
Composition&Text:Masayuki Sawada