エアコンの効いた部屋ですら暑いこの時期は、五感で涼を感じられる小物を。 koizumi studioの香遣(かやり) 軽くて丈夫なアルミを使った香遣は、蚊取り線香だけでなく、お香を焚く道具として一年中使える。取っ手には籐が巻かれ、先端部分を引っ掛けて吊るして収納することも可能。¥6,000/koi 栗川商店の来民渋(くたみしぶ)うちわ アイスキャンデーに見立てたうちわは、1600年から続く熊本の伝統的な一品。表面に塗られた柿渋が、年を重ねるごとに風合いを増す。うちわ専用の紙袋まで製作する本気の遊び心も最高だ。¥1,500/来民渋うちわ(栗川商店) (THISIS)SHIZENの手ぬぐい この春、京都の新風館にオープン、植物や日本の器、自然農法の食などを展開するショップのオリジナル。伝統的な型染めで作られたこの手ぬぐいは、アートディレクター平林奈緒美さんがデザイン。(各)¥1,090/(THISIS)SHIZEN tempoのモビール ひんやりした金属プレートを用いたモビール。2枚の交差したプレートは、触れ合わない距離を保ち、ゆったり回転を続ける。そよ風を受け優雅に動き、空間に心地よいリズムを生み出してくれる。¥13,000/tempo(mother tool) ZACKのステンレス製ストロー キンキンに冷えたドリンクにステンレス製のストローを差せば、口をつけた瞬間からひんやり。見た目もクール。専用の洗浄ブラシがついているので手入れも楽。¥3,000(4本セット)/ZACK(リビング・モティーフ) 池永鉄工のかき氷機 昭和25年から続くスワンブランドのかき氷機を家庭用にアレンジした「ブラックスワン」。業務用の技術を応用した切れ味抜群の刃で削り出したかき氷は驚くほど滑らか。ブロック氷も力まず削れる。オープン価格/池永鉄工 TOUCH CLASSICの風鈴 デニムのような深い藍色が美しい風鈴。色鮮やかなYUGEN GLASSという手吹きガラスに玉虫塗を重ねることで生まれる涼しげな佇まいを眺めながら、清らかな音色に耳を傾けたい。¥10,000/TOUCH CLASSIC(東北工芸製作所) ROOTBOUNDのガラスの器とグリーン 長野県の吹きガラス工房「スタジオプレパ」、福岡で蘭を扱う「プラセールワークショップ」、鹿児島の植物店「アラへアム」の三者コラボ。吹きガラスの器と植物のペアリングを楽しんで。¥8,900/ROOTBOUND(アラヘアム) 掲載アイテムの問い合わせ先はこちら Photos:Taro Hirayama Text:Misato Kikuchi