部屋で過ごす時間が多くなりがちな昨今。だからこそもう一度、居心地よく過ごせる部屋作りに目を向けたい。自宅を愛してやまないセンスのいい大人たちのインテリアから、そのヒントを探してみよう。
あんまり難しいことは考えない。 いいなと思ったものを集めているだけ
友人とシェアしていた家を離れ、一人暮らしを始めたのは5年前。33㎡とけっして広くはない部屋だけど、そこはベンさんならではの世界観がぎっしり詰まった空間だ。 「とにかくただ自分がいいなって思ったものを集めて並べているだけ。インテリアやファッションはもちろん嫌いじゃないけど、わざわざそのために何かを買いに行ったりすることはほとんどないかな。大体、旅先とかたまたま立ち寄ったお店で買ったものだと思う。あんまり覚えてないけど(笑)」
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本は手放せない。まとめて 収納できる仕事部屋をつくりました
小説家の滝口さんが、築60年を超える一軒家に引っ越したのは昨年5月。 「本が増えすぎ、キャパオーバーになってしまったのが引っ越した理由の一つ。出版社から送られてくる献本も多いし、街の書店はもちろん、古本屋では偶然的な出会いも多いから、つい買ってしまう。“また読むかもしれない”“仕事でいつか必要かもしれない”本はどうしても手放せなくて」
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どこにいても庭を感じられるところが好き
アメリカントラッドというスタイルが、どのように日本にもたらされ、独自の進化を遂げたのかを多角的にまとめた名著『アメトラ:日本がアメリカンスタイルを救った物語』。その著者であるデーヴィッドさんは、今から約1年前、井の頭公園に程近い閑静な住宅地に家を建てた。
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ウッドの温もりを感じられる空間にしたかった
「娘が成人したこともあって、あらためてインテリアを夫婦の趣味で考えることができるようになった」という坂田さん。以前はもう少し生活感があったが、今はメゾネットタイプの1階が自分たちのための寛ぎの空間になった。
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完成度はまだ50%。 時間をかけて育てていきたい
「家族が増えたことと好きだった通りにたまたま売地を見つけたこと、同じタイミングで以前所有していたマンションが売れたことと、妻がそこに住む夢を見たという(笑)、すべてのタイミングが合致して、思い切ってゼロから家を建てることを決断しました」という杉浦さん。いちばんにこだわったのはオールステンレスのキッチンだ。
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