仕事はすべてノートPCでこなしてきたという水澗さん。これまでは特にモニターの必要性を感じてこなかったというが、今回のレビューで価値観が少し変わったそう。「操作性が高く作業効率が上がるのはもちろん、どこに置いてあっても美しい」。率直な感想を語ってくれました。
HUAWEI MateView
標準的な4Kに比べ、さらに150万画素が追加されているため映像の解像度が抜群。さらにシネマレベルの色域を備えているため、写真、映像、デザインの領域で圧倒的な性能を発揮する。日本企画による静謐で洗練されたデザイン性も魅力だ。28.2インチ。
Reviewer
ENKEL主宰 水澗 航さん。ファッションのためのファッションではなく、アートやインテリアとともにあるファッションの価値観を提唱。主宰するギャラリー兼ショールーム〈ENKEL〉では、洋服とともに家具やアートを展示。現代作家の器から、ジョージ・ナカシマの名作家具まで揃う。
より広い視野で物事を見られるようになった気がする
まずはやはり画面の大きさと鮮明さに驚きましたね。もちろんノートPCとは違うと思っていましたが、ここまで差があるとは。3:2の独特な比率の影響もあるんだと思います。映像や写真を大きく見ることができることで、物事の見方の精度も上がった気がしますね。ファッションウィークで発表されたランウェイショーをこのモニターで観ましたが、BGMも画面から直接出てきている感じがして迫力があります。
このベゼルの細さは圧巻。空間に映像が浮かび上がるよう
映像や画像を広く見ることができるということはもちろん、僕はこのデザイン性の美しさにも感動しました。モニターって結構存在感があってインテリアの邪魔をすることもあると思うんですが、これはその圧迫感がない。すごく洗練されていますよね。
指一本で楽に高さの調整が可能なのも便利
モニターの高さ調整が本当にスムーズ。指一本でできるくらいの軽さです。一人でモニターに向かうときも、大人数でモニターを眺めるときも、楽に視認性を高めることができる。細かいところまで気配りが行き届いている感じがします。
画面下に密かに配置されているスマートバーが優秀!
モニター下部にあるスマートバーをタップしたりスライドすることで、直感的に音量や明るさ、画面の切り替えができる。これも本当に感動しましたね。操作性という意味でももちろんですが、ここまでデザインの美しさにこだわるんだなと。
どこに置いても絵になる
デスクでもミーティングテーブルでも、どこに置いても絵になるモニターって多くないと思います。スペックの高さにももちろん驚きましたが、やっぱり僕にとってはそれが魅力的だった。新しい価値観を与えてくれた気がします。
Videographer:Yo Tsuda Dai Takano
Editor:Jun Namekata[The VOICE]