焚き火はどうしても炎が主役で、台自体が注目されることはなかった。しかしここ数年でビジュアル系焚き火台も頭角を現してきた。
TRIPATH PRODUCTS GURU GURU FIRE M
・象徴的な2本のハンガーで、鹿の角を模したデザイン ・パズル感覚で、組み立てから収納まで楽しめる
中でもガレージブランド、トリパスプロダクツが手がける「グルグルファイヤー」の登場は、焚き火シーンをザワつかせた。調理器具をつるせる鹿の角をイメージした独創的なデザインや薪を包み込む曲線美は見飽きることがない。華奢だが鉄製なので、ゆがみにくく長期的に使えるなど実用的である点も大きな魅力だ。¥26,180(W410㎜×H673㎜×D410㎜)/トリパス
野良道具製作所 野桜(S)
・5枚のプレートを桜の花弁に見立てた、風流なデザイン
「野桜」は、広島県のとある福祉施設とのコラボアイテム。「コロナでお花見ができなかったけど、またみんなでキャンプをしよう」との思いがこめられた開発エピソードにぐっとくる。花弁のプレートを組み合わせればそこには優美な桜がそっと姿を現す。¥11,000(∅330㎜)/野良道具製作所
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Photos:Ryuta Seki
Text:Masaya Ino
Text:Masaya Ino