キャンプ道具に“黒”を打ち出した先駆けとして知られるアウトドアブランド「muraco(ムラコ)」。定番から新作まで、スタイリッシュで大人のソロキャンプを演出してくれるおすすめの黒いギアを紹介しよう。
おしゃれなだけじゃない! muracoが愛される理由
俳優の岩城滉一さんや建築家の谷尻誠さんといった著名人を皮切りに、いまではファッション関係者や本誌編集部員まで、モノにこだわりを持った大人たちが愛用しているアウトドアブランドといえば「muraco」。ミニマルでスタイリッシュなデザイン、モノトーンを基調としたカラー展開はかっこいいし、従来のキャンプ用品とは一線を画している。でも、本当の魅力はそれだけじゃない。
2016年、埼玉県にある金属加工会社の新規事業としてデビューした「muraco」。0.01mmの誤差が品質を左右する世界で磨かれた、クラフツマンシップあふれる確かな技術と、既成概念にとらわれないモノ作りへのこだわりが違いのわかる大人たちを虜にする理由だ。
いまではラインナップも増え、取り扱い店舗も全国で50を超えるなど、実際に手にする機会も増えてきた。でも、あまりの人気で品薄状態。実物を見たことがある人は少ないのでは? そこで今回は、ソロキャンプにおすすめの黒いギアをピックアップ。muracoのキャンプ道具で他人と差をつけよう。
01:RAPIDE X1-2P BLACK
ステルス性抜群の黒いソロテント
山岳用に作られた2人用サイズのテントは、コンパクトでありながら居住性と耐風性を両立したモデル。フレームが交差する部分にセンターハブを設けることで、風による歪みを抑制してくれる。日本の気候に適したダブルウォール式で、インナーテントはメッシュとファブリックの2種類から選択が可能。テントの長辺部分に出入り口があるため、出入りがしやすいのも特徴だ。カラーはブラックのほか、グレーとオレンジも用意。
02:AFRICAN EAGLE TRIPOD
ランタンや小物の定位置として
アルミ合金で作られた軽量な三脚は、ランタンやクッカーなどを吊り下げるためのアイテム。スマートな見た目とは裏腹に耐荷重は約12kgあり、収納時は直径5.5 × 53 cmとコンパクトになるので持ち運びも楽。専用オプションの「KAKASHI HANGER(¥2,750)」をヘッド部分に取り付ければ、小物を引っ掛けるハンガーとしても使えるのでセット買いがおすすめだ。
03:SATELLITE FIRE BASE
高い技術力が叶えた超コンパクトな焚き火台
直径わずか7cmの円筒状に収納できる、muracoの大人気商品。高度な切削加工技術があるからこそ実現できたムラコ独自の展開構造により、高い携帯性・容易かつ迅速なセッティング、薪や強風に対する安定性を高次元で実現している。専用のオプションも豊富に揃っており、焚き火調理をするのであればステンレス製の焼き網「GRILL MESH(¥3,520)」も一緒に揃えておこう。
04:GRILL TABLET
ステーキ肉をジューシーに焼き上げる
キャンプの楽しみのひとつといえばバーベキューであるが、ステーキ肉を柔らかくジューシーに仕上げるのであれば、GRILL TABLETが最適だ。厚さ3mmの鉄板は優れた蓄熱性により温度をキープしやすく、分厚い肉でも中まで火を通すことができる。両端には切削加工により施された溝があり、油のこぼれを防いでくれる。ハンドルと専用スリーブケースが付属する。
05:CARAJAS™ PEG HAMMER
シュッとした見た目のペグハンマー
硬い地面でもしっかりとペグダウンするためには、専用の道具が必要。普通のペグハンマーはT字型が主流だが、ストレートな形状にすることで優れた収納性を実現している。わずか236gの重量ながら、適度な重量配分によりペグの打ち込みも軽快だ。ヘッドはステンレスの切削加工で作られていて、ペグを抜くときにも重宝する仕様。この常識にとらわれないデザイン設計がmuracoの真骨頂だ。
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