購入したはいいものの実際にフィールドで使ってみると、「思っていたのと違う」とイメージとのギャップがあることも。そこでキャンプの達人二人と未経験者が実際にキャンプ場で使用感を徹底的に調査した。
私たちが試しました!
猪野正哉さん/アウトドアプランナー
キャンプ歴5年。アウトドアプランナーであり“焚き火マイスター”としても知られる存在。年間100日は焚き火をしている強者。
近澤一雅さん/スタイリスト
キャンプ歴12年。関連メディアに引っ張りだこの、阪神タイガース大好きスタイリスト。年の半分はキャンプ場に滞在している。
秦拓也さん/BEAMS プレス
キャンプ歴ゼロ。ビームスのプレスとして多忙のなか参戦。初心者目線で、キャンプ場でのワーケーションを想定してレビュー。
CHAIR
AHang Out
普段は「ハイ」、焚き火は「ロー」で(猪野)
愛知県にある家具メーカー弘益が手がけるディレクターズチェアは、ハイとローの2段階に高さを変えられる仕様。背面と座面は撥水加工が施されているため、水辺の近くなどでも気にせず使用できる。¥22,000/ハングアウト
“焚き火台はチェアの高さに合わせて選ぶべし”と初心者の方に教えていたが、これならどんな焚き火台にも対応可。ちなみに目線が低いローのほうが焚き火がきれいに見えます。(猪野)
ミリタリーテイストなインテリアとして普段使いしたくなる。折りたたみは複雑かと思いきや意外に簡単。また帆布は張りがあり、ワーケーション用のチェアとしても快適です。(秦)
BNEMO
モデル名どおり、これで星空を眺めたい(秦)
2002年にアメリカで誕生したニーモ。後ろに寄りかかるだけで背もたれが自然な角度で倒れるオートリクライニング機能を搭載。ヘッドレストもついているため安定感抜群。¥29,150/ニーモ(イワタニ・プリムス)
心地よく揺れることでハンモックに座っているような感覚…人をダメにする(笑)。リクライニングするにはしっかり力を入れて寄りかからないと動かないから、安心して体重を預けられる。(近澤)
フレームを組み立てるだけの簡単設計。華奢に見えるが、耐荷重が130㎏を超えるので、安心して身を任せられる。オットマンを組み合わせて使ってみるのもありかも。(猪野)
CENO
ハンモックのように全身包み込んでくれる
(近澤)
ハンモックで有名なアメリカのノースカロライナ州発のアウトドアブランド。そのノウハウを落とし込んだチェアはコンパクトだが身体を深く包み込む。クッション性ある肘置きで、座り心地抜群。¥20,900/イーノ(サンウエスト)
同メーカーのハンモックを持っていますが、それと同じように身体を優しく包んでくれる。座ると身体に沿ってフィットするので、体重が分散してラクな姿勢をキープできる。(近澤)
頭まですっぽり収まる大きさなのに、ここまで軽いとは…。持ち運びも便利! 2WAYで、脚をたたんで低くすると座椅子に座っているような感覚。ヘッドレストもふかふかで気持ちがいい。(秦)
Videographer:Atsushi Tanizawa
Photos:Kanta Matsubayashi
Hair&Make-up:KEIKO
Stylist:Kazumasa Chikazawa
Composition&Text:Masaya Ino
Photos:Kanta Matsubayashi
Hair&Make-up:KEIKO
Stylist:Kazumasa Chikazawa
Composition&Text:Masaya Ino