正しい歩き方や痩せる歩き方などなんとなく知った気になっているウォーキングの知識、ちょっと古いかも? 効果的に歩くための新常識を心得よう。
教えてくれたのは
フィジカルトレーナー
中野ジェームズ修一
アスリートからビジネスパーソンまで指導。『最大効果のウォーキング』など著書多数。
ウォーキングプロデューサー
園原健弘
バルセロナ五輪で50㎞競歩に日本代表として出場。監修本に『ウォーキング100のコツ』。
これってウソ? ホント?
7ちゃんとしたウォーキングシューズじゃないと意味がない?
ウソ!
「一般のトレーニングシューズは不向きですが、ランニングシューズでもOK。種類豊富で普通のスニーカーに比べて脚の疲労感が少ないので、速度や強度を上げても快適に歩けます。ランシューはレベルに応じてデザインが変わりますが、これからウォーキングを始めるなら脚を保護する機能が高いエントリーモデルを選べば安心です」(中野)。
8ウエイトを持ったり、ツイストしてウォーキングするとより痩せる?
ウソ!
9水分補給の仕方で、脂肪燃焼効果が変わるってホント?
ウソ!
10ウォーキングって、メンタルを整えるにもいいってホント?
ホント!
歩くのは身体だけでなく心の健康にも効果的。「ランニングなどと違い、ウォーキングはハードにやらない限り自律神経が乱れず、メンタルも安定します。さらには太陽を浴びながら歩くことで“幸せホルモン”ことセロトニンが分泌され、その日の夜の入眠がスムーズに。また、歩きながら自然を見たり、三拍子のリズムで3歩目だけ大股で歩くなど、ウォーキングに並行して別の作業を行う“デュアルタスクウォーキング”には脳をクリアにする効果があります。ただし仕事などの考え事はストレスになるので控えましょう」(園原)。
Photos:Yuichi Sugita[POLYVALENT]
Hair&Make-up:Narumi Tsukuba
Stylist:Takeshi Toyoshima Model:Yuji Matsumoto
Illustrations:Ryo Kaneyasu[visiontrack]
Text:Nao Kadokami
Hair&Make-up:Narumi Tsukuba
Stylist:Takeshi Toyoshima Model:Yuji Matsumoto
Illustrations:Ryo Kaneyasu[visiontrack]
Text:Nao Kadokami