どこにでもありそうなのに、ない。作家の器はどこが違う?
AJaime Hayon×KUTANI CHOEMON急須、徳利、醬油差し
田坂朋彦/建築士
「サーカスや祭りモチーフのデザインを得意とするハイメ・アジョンと伝統的な九谷焼窯元の上出長右衛門窯のユーモラスなコラボシリーズ。来客時にはずらっと並べて食卓をサーカス会場に(笑)。会話が弾みます」。急須¥23,100・徳利¥27,500・鳥型醬油差し¥24,200/上出長右衛門窯 × ハイメ・アジョン(上出長右衛門窯)
BHIBITOグラス
木村洋輔/BUILDING 店主
「朝起きて水を一杯飲むのにちょうどいい大きさ。ガラスは薄すぎず厚すぎず、口当たりがよく割れにくい。普段使いに適切です」。デンマークのデザイナー、セシリエ・マンツとアクタスのコラボで生まれたブランド。用途で多様な形を展開。(奥)ビアグラス¥1,100・(手前)ワイン&ショーチューグラス¥1,100/HIBITO(アクタス)
C桜製作所干支のオブジェ
水澗航/ENKEL 主宰
「ジョージ ナカシマの家具を製作している桜製作所による干支のオブジェ。パーツごとに異なる木材を使用した職人さんの手作り。収集癖のある自分ですが、これは一気に揃えられない歯がゆさも魅力。年始の楽しみができました」。新年の干支のみを店舗限定で販売予定(新作は寅)。¥5,000(参考価格)/桜製作所(エンケル)
D岩田哲宏カップ、プレート、ボウル
山城真之/Information 店主
「鳥取県出身の陶芸家、岩田哲宏氏。工業製品のような無機的で静かな佇まいの中に手の痕跡がかすかに残る器の表情が魅力。グレイッシュな白も印象的です」。取っ手付きプリンカップ¥3,850・プレート7寸¥5,500/岩田哲宏・入れ子のボウル(3点セット)¥13,200/Informa
tion × 岩田哲宏(すべてInformation)
E富井貴志白漆リム皿
柿本陽平/broom&branch ディレクター・柿乃葉 店主
「とても軽い朴の素材に、生漆を何度も重ね塗りして強度をもたせたプレート。仕上げには白漆を施し、サンドペーパーや水を使って磨き上げていて、一見してまるで陶器のような表情です。ナイフやフォークを気にせず使え、かつアンティークのように美しく育てられるのが楽しい」。プレートΦ240mm¥14,300/富井貴志(柿乃葉)
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Hair&Make-up:Mikio Aizawa
Stylist:So Matsukawa
Models:KOU Masayuki Kawabata Haruki Sawanobori
Text:Sayako Ono