昨今、コアなキャンパーの間でガレージ系アウトドアブランドが人気だ。ガレージブランド集団「M16」で代表を務める山口慎也さんに、その魅力とおすすめのアイテムを聞いた。
異なる個性を強力なリーダーシップでまとめた
個性あふれる16のブランドが参加し、こだわりが詰まったギアは発売されるや即完売、イベントを開けば長蛇の列ができるなど、コアなアウトドア好きの間で絶大な支持を集めているガレージブランド集団「M16」。その仕掛け人が、名古屋の人気ショップ「mountain mountain factory」のオーナーで、現在M16の代表を務める山口慎也さんだ。
「自分もキャンプが好きで、キャンプ場でかっこいいなと思ったキャンパーがいたら声をかけたりしていたんです。その中にガレージブランドをやっている人たちもいて、仲よくなって一緒にキャンプをするうちに『こういうのがあったらいいよね』『こんなの作りたいね』とギアの話になるわけです。僕がガンガン言うほうだから、何となく全体のまとめ役みたいになって(笑)。それで2019年に『FIELD STYLE』という大型アウトドアイベントが愛知県で開催されたときに、各ブランドがバラバラで出展するのは大変だからまとめて出ようということで、集まった16ブランドでM16を結成しました」
オラオラs
アルコールストーブやバーナーと組み合わせて使えるミニテーブル。
JOHN ARMY OF ONLY ONE 牛刀
アーミーナイフ型の包丁。見た目以上に使い勝手よし。
MIKADZUKI
三日月の形をしたアルミ削り出しの蚊取り線香ホルダー。
MEISTER SHEET+NOVITA
カーミットチェア用の張り替えシート。座面と背面が一体化したデザイン。
MMFB
五徳と組み合わせれば調理も可能な焚き火台。
38grate+38GT310
ウッドテーブルとロストルとマルチハンガーを組み合わせた多機能テーブル。
ROCKING ROVER(GRINDLODGE生刷り)
ロッキングするローバーチェア。座り心地抜群。
床上手
グラフィックが生刷りされた折りたたみテーブル。
Composition&Text:Masayuki Sawada