玉石混淆のキャンプ道具。何を買えばよいか迷っているときは、セレクトに定評のある「通なアウトドアショップ」に聞くべき。というわけで、テントから焚き火台、調理ツールまで、初心者が買い揃えるべき推しのアイテムを調査した。今回はコアな海外ブランドを多数取り扱う「UPI(ユーピーアイ)」に直撃!
教えてくれた「通なアウトドアショップ」は UPI表参道
おすすめのソロキャンプ道具01~テント編~
初心者にこそハンモックキャンプという選択肢
森林系のキャンプ場で威力を発揮するハンモックとタープの組み合わせ。蚊帳付きのハンモックと、日差しはもちろん雨避けにもなるタープがセットで2万円強というコスパの良さも魅力。地面の状況にも影響されないので、天気の変わりやすい山で重宝する。
「総重量が約850gととにかく軽く、両方をひとつの収納袋に入れて持ち運べます。荷物を減らしたいバイクキャンプにもおすすめです」(UPIプレス 東道さん)
おすすめのソロキャンプ道具02~ファニチャー編~
超軽量級だけど、大柄なおじさんもしっかり支えます
重量約624gの軽くて折りたためるスツール。シンプルな見た目ながら、耐荷重は約113kgあるので、安定感は抜群。素材には1680Dのオックスフォードナイロンを使っているので、耐久性もばっちりだ。
「座面の裏にはメッシュポケットがあるので、ちょっとした小物の収納にも便利。持ち運び用の収納袋も付属します」(東道さん)
おすすめのソロキャンプ道具03~焚き火台編~
直火感覚が味わえる、超ロースタイルの焚き火台
逆さにするとUFOの様なユニークなフォルムだが、他の焚き火台にない足元の暖かさを追求した直火感覚の設計が特徴。外周部分にはフライパンを置いて保温したり、湿った薪を乾かしたりすることができる。
「付属のトライアングルは五徳として使えます。ヤカンをのせたり、薪を立てかけて炎に高さを出したり。直火感覚で焚き火を楽しんで下さい」(東道さん)
おすすめのソロキャンプ道具04~焚き火編~
焚き火を10倍楽しくするナイフ
薪を細かく割ったり(バトニング)、燃えやすいように毛羽立てたり(フェザースティック)、焚き火をより楽しむためにはナイフワークが欠かせない。初心者におすすめなのは刃のメンテナンスが楽なステンレススチール製だ。
「ハンドルにファイヤースターターが格納されているので、着火までできちゃいます。刃の厚さが2.5mなので、焚き木作りや調理にも使いやすくなっています」(東道さん)
おすすめのソロキャンプ道具05~調理ツール編~
とことんワイルドなクッキングセット
カンティーン(水筒)、カップ、ボトルストーブ、リッド(ふた)がスタッキングされたクッキングセット。 両サイドにポケットがついたミリタリー調の収納バッグが付属しているので持ち運びに便利。素材はステンレススチールなので、焚き火調理にも最適だ。
「カンティーンの口は水を入れやすいワイドタイプ。火にかけた状態でも、取っ手の溝にファークを挟めば簡単に持ち上げることができます」(東道さん)
おすすめのソロキャンプ道具06~調理ツール編~
川の水もおいしくなるポータブル浄水器
フィルター交換不要のポータブル浄⽔器。フィルターにはU字型の「ホロウ ファイバー メンブレーン」が入っており、無数に空いた0.1ミクロンの穴で水をろ過する。バクテリアや微生物など、有害な病原菌を除去する能力は薬品を入れる方法以外では世界最高レベル!
「水はいかなる時も欠かせない物。たとえ用意していた水がなくなったとしても、これさえあれば、川の水でも安心して使うことができます」(東道さん)
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