ソロキャンプ用のテーブルは選択肢が豊富にあるが、賢い大人が選ぶべきは「アルミじゃないほう」。アルミ製よりも多少値は張るが、見た目も良くておうちでも兼用できるウッド素材を選んでおくのがベストだ。
おうち兼用ならば、コスパも上がるし言い訳にもなる
数あるキャンプ道具の中から、自分のお気に入りを見つけ出す作業は楽しい。しかし、せっっかく高価なこだわりのギアを手に入れても、キャンプでしか使えないとなると、年間の登場回数は多くても10数回。費用対効果はよくないし、パートナーへの言い訳も立たない。
そこで提案したいのが、おうちでも兼用できるギアを選ぶという視点。特にソロキャンプ用のテーブルはソファやベッドサイド、ベランダなどで重宝するので、インテリアとのマッチングを考えて、アルミ製は避けたいところ。昨今はさまざまなブランドからウッド製の高品質なテーブルがリリースされているので、それらを候補に検討するとよいだろう。定番から新定番まで、UOMOがおすすめする5つのモデルを紹介していこう。
#01┃INOUT(イナウト) Solo Multi Table
バイクキャンプ用に開発された新作
高品質なウッドファニチャーが大人キャンパーから人気の「イナウト」。ブランド初となるソロ用テーブルは、ナラ合板材をBRIWAXで仕上げ、脚にはスチールを採用した無骨な佇まいが特徴。ブランドのコンセプトでもある、オンオフ兼用を体現している。脚はボルトで簡単に取り外しができるので、持ち運びも簡単。天板はレーザー刻印とメタルプレートの2パターンから選べる。
#02┃GSI OUTDOORS ラカウ ピクニックテーブル
天板裏にはワイングラスホルダーが
再生が早く、環境にも優しい竹素材を採用したピクニックテーブル。アルミニウム製の脚は折りたたみ式で、持ち運びの際はコンパクトに収納が可能。天板の裏にはワイングラスホルダーが2つ装備されているので、凸凹の不安定な地面でも、ドリンクをこぼす心配がないという配慮もうれしい。天板には溝が掘られているので、食材の汁気が流れ落ちづらいという工夫も。重量1.3kgという軽量さも魅力の一台。
#03┃Peregrine Design ウィングテーブル
無垢の木で作られた折りたたみ式テーブル
人気ガレージブランド・ペレグリンデザインの定番モデルとして根強い人気を誇っているウィングテーブル。その名の通り、翼を広げるような動きで天板のセンター部分で折り畳めるのが特徴。材質はタモ材、ナラ材から選ぶことができ、いずれも無垢の木で作られているため、ひとつずつ杢目などの表情が違う1点ものだ。本体の重さは約5kgだが、その分耐荷重は約10kgあるので安心して使える。
#04┃SPATZ Table-Sandpiper(Sサイズ)
スイスからやってきた新星キャンプブランド
スパッツは今シーズンから日本での展開が始まったばかりのブランド。本国では85年以上の歴史がある老舗で、ドイツ産のブナ材を使ったファニチャーはアウトドア愛好家からの評価も高い。テーブルは3サイズの展開だが、ソロキャンプ用にはSサイズがベスト。天板はロールトップ式で、脚部分は折りたたむことでコンパクトに収納が可能だ。収納バッグも付属する。本体重量は4.4kg。
#05┃YOKA TRIPOD TABLE ROUND
ワンポールテントユーザーは迷わずラウンド型
組み立て式のキャンプファニチャーの先駆者的存在のブランド「ヨカ」。木材をパズルのように組み立てて、パラコードを使って固定するというギミックはヨカの真骨頂だ。このテーブルは人気のモデルをラウンド形状にした新作。センターに空いた穴にはテントのポールがすっぽり収まるため、テント内のデッドスペースを活用できるというメリットも。重量は650gと超軽量で、持ち運び用にコットン製の収納袋も付属する。
おしゃれな大人のキャンプ道具