【表紙撮影こぼれ話】担当編集も松下洸平を知らなすぎた

特定のジャンルにとどまらず、目覚ましい活躍を見せる松下洸平が約1年ぶりに表紙&巻頭ストーリーに登場。素の表情が満載の誌面ができるまでの道のりから、スタッフしか知らない撮影当日のエピソードまで、担当編集がここだけの話をお届けします。

約1年ぶりの表紙登場となった松下洸平さん。担当編集が撮影でご一緒するのは4回目。ファッション好きな松下さんとの撮影は毎回とても楽しみですが、考えてみるとちゃんとロングインタビューさせていただくのは今回が初めてでした。

いつものファッションシューティングと趣向を変えて、今回は松下さんの素顔に迫ることに重きをおこうと決めて、まずはご本人の好きなものやハマっているものをリサーチ。食べ物やイラスト、陶芸などいろいろなネタをいただくことができました。それらを松下さんのポートレートと並列で見せたらこれまでに見たことのないページになると思い、今回の大胆な構成が実現したわけです。

スタイリストとは、ありのままの松下さんを表現するために、思い切って全カット白Tイチでいこうという話になり、当日は30枚ほどの白Tをスタジオに搬入。松下さんはビックリしていましたが（笑）、熱心に一枚一枚確認している姿が印象的でした。毎回、本当に全力で撮影に取り組んでいただけるので、編集者としては嬉しい限りです。着用している白Tはよく見ると全て違うので、ぜひ細部まで目を凝らして見てください。そしてヘアスタイルも全部変えているのでそこも注目してください。とにかく松下さんの内面に迫る情緒たっぷりな写真を誌面でたっぷりと味わってください。

インタビューでは松下さんのお気に入りを目の前にずらりと並べてお話ししてもらいました。鶏の唐揚げを好む意外な理由、仕事との向き合い方など、本誌に収まり切らなかったエピソードはぜひ、ムービーでチェックしてみてください。「UOMOも大好きだから、ほんとは『お気に入り』の中に入れたかったくらい」と嬉しい言葉もいただきました。「こんなに好きなものに囲まれた撮影、幸せですよ」。4回だけじゃまだ足りません。“僕たちは松下洸平をもっと知りたくなった”のでした。