2023.03.23

町田啓太の表紙撮影こぼれ話|【UOMO5月号】担当編集は語る「どんな色でも似合う…だから悩んだ」

3月25日(土)発売のUOMO5月号の表紙を飾るのは、俳優・町田啓太さん。担当編集が撮影舞台裏をちょっとだけ明かします。「何色でも似合う」から悩むって…どういうことだと思いますか?

町田啓太の表紙撮影こぼれ話|【UOMO5の画像_1

UOMO2.3月合併号ではじめて表紙に登場し、これが2度目の登場となる町田啓太さん。今回は「トッズ フレンズ」としてブランドの“顔”を担っている、イタリア発の老舗ブランド、トッズの衣装をまとっての登場となりました。


コレクションは、柔らかなベージュに白、茶色など、いわゆるアースカラーがベースになった大人のムード。クリーンで優し気な町田さんの雰囲気にはぴったりです。ただここで問題がひとつ……そのまま普通に撮影すると「秋っぽく見えないか?」ってこと。そこでうまく背景に色を取り入れ、衣装とのカラーコンビネーションで春らしい軽快な雰囲気を演出できないか、と考えたのですが、ここでまた新たな問題が浮上。「町田さんや、今回のコレクションに似合う色って…いったい何だ?」


実のところ、町田さんって、どんな色でも着こなせてしまうし、似合ってしまう。選択肢がありすぎてかえって悩んでしまうという(はい、贅沢な悩みだってことはわかっています)。最終的に行き着いた結論は……「もう、ひとつの色に絞り込まなくていいんじゃないか?」。


今回カバーは、ベージュや白の衣装にストレートになじむイエローバックですが、特集ページでは透明感あふれるブルーやスウィートなピンクを背景に採用しています。同じコレクションでもまるで異なる印象で、フレッシュで多彩な「町田啓太」をお楽しみいただけるはず。


ちょっとだけネタばらしをすると、今回の撮影イメージは、メキシコ人の建築家であるルイス・バラガン。背景で使用したようなイエローにピンク、ブルー、赤、オレンジ…と鮮やかな色彩を大胆に面で取り入れたモダニズム建築が特徴的。撮影中、次々と移り変わる色彩を背負って動き回る町田さんを見ていたら、何だか旅に出かけたい気持ちになりました。


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Model:Keita Machida
Photo:Go Tanabe
Hair&Make-up:Kohey
Stylist:Eiji Ishikawa[Table Rock Studio]

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