Snow Man 目黒蓮の表紙撮影こぼれ話（第2回）：さあ、本番の時間です。

UOMO4月号（2月25日発売）の表紙を飾るのはSnow Manの目黒蓮さん。担当編集が撮影の舞台裏を3回にわたって語ります。第2回、ついにスタジオに現れた目黒さんの撮影が始まりました。

スタジオのセットアップは完了。そして20時過ぎ、ついに目黒さんが登場しました。すぐに最初のルックに着替えてもらい、イメージソースとなる映画のワンシーンを貼り出したボードを前に、今回の撮影コンセプトを説明。横に並んでみてまず思ったのは、当たり前だけど背が高い！　そしてこんなにもタイドアップがサマになるのか…。

興奮を抑えつつ、いよいよ撮影スタート。目黒さんはこちらの意図の飲み込みが抜群に早く、シャッターに合わせて欲しいアングルや表情が次々と、出るわ出るわ。聞けばプライベートでも「いまオーダーメイドでスーツを作っている」そう。タイドアップやジャケットスタイルは被写体本人の興味がないとなかなかさまにならないのですが、目黒さんの場合、ドレスアップスタイルへの関心が写真に反映されているのだと実感しました。またこの業界ではタイドアップの撮影は時間がかかる、と言われていますが、そんな常識を覆す「決定力」で全てのルックをモノにしていく目黒さん。終盤には「こんなコンセプチュアルな撮影、初めてで楽しいです」と口にしてくれて、現場のスタッフのテンションも最高潮に。スタイリストさんによると、日本人の体型に合わせづらいラグジュアリーブランドのサンプルを、ほとんど補正なしで楽々と着こなしていたとのこと。男だらけのメンズファッション誌の現場ではなかなか聞かない歓声が飛び交っていました。

誌面には誰も見たことのない凛々しい目黒さんの姿が満載。短時間ながら熱心に挑んでくださった渾身のポージングにもぜひ注目してほしいです。無事、時間内に予定していたカットを全て撮り切り、最後はお楽しみのインタビューの時間です。（第3回に続く）