2025.03.16
最終更新日:2025.03.16

【衣食美住】おしゃれな大人が愛する「食」の必需品24選【瑞穂の豆大福から徳島のソウルフード「大野海苔」まで】

【衣食美住】おしゃれな大人が愛する「食」の必需品24選【瑞穂の豆大福から徳島のソウルフード「大野海苔」まで】

充実した毎日を過ごすために「欠かせないモノ」って? 40代7人の食と必需品から、人生を謳歌するためのモノ選びを知ろう。

SEVEN BY SEVEN デザイナー/46歳
川上淳也

19歳で渡米し、サンフランシスコでヴィンテージの魅力に出会う。帰国後、2015年AWシーズンより「SEVEN BY SEVEN」 をスタート。今の自分につながるアメリカンカルチャーを感じられるアイテムを日用品としてセレクトするように。最近は、健康や体力づくりも生活の重要テーマになっている。

01:並んでも買いたい「瑞穂」の豆大福

「瑞穂」の豆大福

「もともと甘いものが好きですが、最近は和菓子を好んで食べています。控えめな甘さと食感のいい豆など、食べたら名品と言われる理由がわかる。売り切れることもしばしば」

02:お気に入りの生そばをお取り寄せ

お気に入りの生そば

「長岡小嶋屋のへぎそばは、故郷の新潟が誇る美食。東京でも食べたくて『越の海藻挽き生そば』を通販します。贈り物にも最適。皆さん、そのおいしさに驚きますね」

クリエイティブディレクター・アートディレクター/44歳
清水恵介

YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の企画・クリエイティブディレクションをはじめ、Netflix JapanのコンテンツやNHKの音楽番組「おかえり音楽室」を手がける。40代になり、ものを選ぶ際は、「自分は何が好きか」より「なぜ好きか」を意識しながら、作り手と使い手それぞれの背景やプロセスを想像することを大切にしている。

03:一日幸せになれるサラダボウル

サラダボウル

「中野にあるLOUの自家製ツナのサラダボウルが食べられた朝は、一日幸せ。マイルドなツナと新鮮な野菜に、オニオンドレッシングとレモンの果汁を絡めて食べるのが好き」

04:レンジで一汁に使える「9°」の器

「9°」の器

「味噌汁を毎日食べるサイクルをつくりたくて行き着いた9°(クド)のU150 茶大色。耐熱保存容器で、食器としても様になる。小分けに保存しておいて、朝起きたらレンジでチン」

05:タイムレスデザインな「東屋」の醤油差し

「東屋」の醤油差し

「以前骨董店を営んでいた頃から、猿山修さんが選ぶもの、作るものが好きです。急須を小さくしたようなタイムレスなデザインは、よいものを見つめ続けた人だから生み出せる極致」

06:懐かしくて新しいサンドイッチ

サンドイッチ

「旅行をすると、その土地で愛され、質と価格が安定している日本でいう牛丼的な食を探すのが好き。台湾で偶然見つけた洪瑞珍の満漢というサンドイッチは、ほかにない独特の甘塩っぱい味でクセになります」

07:八重山のクロレラを毎日飲む

八重山のクロレラ

「質のいいタンパク質やミネラルなどの栄養素を含む八重山クロレラの評判を聞いて、青汁から切り替えました。忙しい時期も、これがあれば乗り切れると思えるほど信頼していますね」

カクバリズム 代表/テスト&タイニー 店主/46歳
角張 渉

人気アーティストを多数抱える音楽レーベルの代表。2023年には、レコードをメインに、オリジナルのアパレルやデッドストックのぬいぐるみなどを扱うテスト&タイニーをひっそりオープン。20代の頃から好きなものは変わらず、むしろ愛着が増している。いい意味で保守的になっていると自己分析。

08:食のプロから教えてもらった「EASY」のワイン

「EASY」のワイン

「ヒップホップのネタからサンプリングしたラベルが面白くて、手土産で持っていくと話のネタにもなります。普段あまりワインを飲まない僕でもおいしく飲める微発泡ワインです」

09:「kokiliko」のお弁当

「kokiliko」のお弁当

「テスト&タイニーの下にあるケータリング屋さん。おいしいお弁当が食べられるので撮影のときに利用しています。ナチュラルワインもここで教わりました!」

10:おいしい中華そばを求めて

中華そば

「ラーメン全般が大好きなんですが、中華そばは子どもの頃から慣れ親しんでいたということもあり特に好きです。写真は岡山の山冨士。周防大島のたちばなや食堂もすごくおいしい!」

山の形 主宰/Zelt 代表/40歳
柴山修平

2008年から天童木工でデザイナーとして活動した後、’14年に山形のプロダクトレーベル、「山の形」を設立。’20年にZeltを設立し、インテリアや家具デザインを行う傍ら、書店「Zelt Bookstore」を営む。素材のよさを生かしたプロダクトに惹かれることが多く、年を経るごとに気に入ったものをひたすらに収集する傾向が。

11:とにかくナポリピッツァが好き

ピッツァ職人
井川直子著/ミシマ社

「大学生の頃からナポリピッツァを研究していたのですが、この本に出会ってその魅力を再確認。僕のおすすめは駒沢のナポリスタカ。びっくりするくらいおいしいですよ!」

12:「按田餃子」の調味料

「按田餃子」の調味料

「キッチンに常に置いてある按田餃子の“味の要”というカレー風味の調味料。これを使って、看板メニューのラゲーライスや餃子の味を自宅で再現することに成功したのがうれしいです」

13:お酒が飲めないからこそ、お茶にこだわる

丸八製茶場の加賀棒茶

「丸八製茶場の加賀棒茶は20年くらい飲み続けているお気に入り。最近は半発酵のお茶が好きで、表参道にある遊茶によく行きます。種類が豊富なだけでなく試飲もできるので、初心者にもオススメ」

パン屋塩見 店主/41歳
塩見聡史

教職に就いた後、淡水魚のグッピー研究のために大学院で学んだのを経てパンの道へ。生産者の顔が見える素材選び、薪窯での焼成など大地の恵みを生かすパン作りを行う。朝4時30分から重労働を行うため、作業中はストレスフリーなアイテムを選び抜き、プライベートでは古着を愛用。五感を刺激し、自分を幸せにするアイテムに囲まれて暮らす。選ぶアイテムはもちろん、生き方そのものが有機的。

14:「喫茶ピュア」のコーヒーを愛飲

「喫茶ピュア」のコーヒー

「カフェで提供するコーヒーも、スタッフが飲む用も和歌山県にある喫茶ピュアの豆一択です。特注の『塩見ブレンド』はコク深いのに酸味も感じられる、ちょうどいいコーヒー」

15:もんじゃ屋の月替わりラーメンに刺激を受ける

おそうざいと煎餅もんじゃ さとうの月替わりラーメン

「新作が出るたび食べる、おそうざいと煎餅もんじゃ さとうの月替わりラーメン。店主の情熱と想像力と遊び心が詰まっていて、僕もこういう仕事をしたいなと思わされます」

16:パンには「全酪バター(無塩)」がマスト

全酪バター(無塩)

「販売用の食パンにも、自分でパンを食べるときにも必ず使用。くどくないのにミルク感が強いのが好みです。冷たいまま厚切りにしてのせ、はちみつや自家製ジャムをトッピングする日も」

17:賄い飯はパンと同じく薪窯で調理する

賄い飯

「賄い飯は白いご飯と野菜や肉をたっぷり入れた日替わりスープが基本。ル・クルーゼの鍋に材料を入れたら、薪窯に投入するだけ。遠赤外線効果でめちゃくちゃおいしくなるんです」

ヘイデンブックス 店主/47歳
林下英治

出版社勤務後、表参道でブックカフェを営む。店舗形態はアパレル店のインショップ。加えて40代後半になり、かつて購入したストーリーのある上質な服を「たくさん着てあげたい」気持ちから、プライベートはもちろん、自宅や仕事中もさらにおしゃれを楽しむように。衣類、靴類、ファッション雑貨、香水は店舗のバックヤードにストック。出勤後にその日の天気や客層に合わせ、ウィットに富んだ装いを心がけている。

18:いつか食べられなくなるかもしれない「老舗」に行く

ウクライナのカツレツ、ロシア風のパンケーキ包みやピロシキ

「外食は流行りの店や気鋭のシェフのレストランより、僕より先輩が営む店に行くことが多い。その一つがスンガリー。ウクライナのカツレツ、ロシア風のパンケーキ包みやピロシキなどを注文します」

19:朝食の定番4点セット

朝食の定番4点セット

「朝は軽め派。温かいパン類、季節のフルーツ、フレッシュジュースまたはスムージー、ハンドドリップでいれる堀口珈琲の深煎りコーヒーが定番ですね」

20:「call」でセレクトされたワイン

「call」でセレクトされたワイン

「料理はパートナーに任せきりですが、僕が音楽の選曲をしているミナ ペルホネンの直営店、callでは食料品を買うことも。タケダワイナリーのサン・スフルはデイリーワインに最適」

会社員/46歳
唐津宏治

脚本家・プランナーとして映像系の会社に勤務。地方への出張も多いため、必需品の中にはその土地で手に入れたものも多数。年を重ねると徐々に興味の範囲や行動が固定されていきがちだと気づき、最近はこれまで経験していないことに意識的に挑戦中。新しい価値観に接することこそが40代を謳歌する秘訣だそう。

21:地元の人が集うバーで語らう

地元の人が集うバーで語らう

「仕事の関係で徳島を訪れることが多いのですが、その際によく行くのが、昭和サロン1968というバー。地元の人が通っている場所で、その土地の話を聞きながら飲むお酒もまた格別なものだな、と思います」

22:店主・柴田さんのワイン語りを聞きに行く

店主・柴田さんのワイン語りを聞きに行く

「ワインと軽食 シバタヤは、ナチュールのお店。店主の柴田さんが語ってくれるワインの話は説明的すぎずどこか詩的。それが聞きたくて、ついつい足を運んでしまうんです」

23:徳島のソウルフード「大野海苔」

大野海苔

「想像の5倍くらい味が濃くてパリッパリ。徳島の土産店でこれを見ないところはないくらいの定番品。現地のバーでチーズと合わせたおつまみを食べてから虜になりました。お土産にもぴったり」

24:和装でナチュールワインを飲む

和装でナチュールワインを飲む
和装でナチュールワインを飲む 2

「勉強中の和装は堅い着こなしよりも日常着として取り入れるのが理想。最近はこの格好でたまにワインを飲みに行きます。会話のフックにもなり、ハマっています」

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