粉と具材さえあれば簡単にできるのに、本気になったらとことん奥が深い。それがたこ焼きの魅力。各ジャンルのプロ5人に知恵を絞ってもらい、40歳男子のための究極の「ホームたこパ」を開催。味はもちろん、見た目にもとことんこだわりました。
「たこパ」当日の早朝、たこ焼きに入れる新鮮な地だこを釣りあげるため、アートディレクターの藤村さんとスタッフは横須賀のマリーナにいた。仕事場でも暇さえあれば釣り雑誌を読み込み、休日の釣りに情熱を傾ける藤村さん。その愛艇「シューティングスター号」は、GPS魚群探知機や海鳥レーダーを搭載した本格的なフィッシングボートで、まさに鬼に金棒。今回はたこ餌木(エギ)を使った釣り方で、東京湾の大きな地だこを狙う。
午前9時、マリーナを出港。天候はあいにくの雨。「たこパ」の準備があるため、限られた時間の中でたこをゲットしなくてはいけない。15分ほど船を進ませ漁場に到着したら、さっそくたこ釣りを開始。餌木(エギ)を海底で細かく揺らしながら、たこを誘い込む。ところが風と潮が強くどんどん沖合に流され、船の位置をキープできず悪戦苦闘。誰の竿にもアタリがこない中、キャプテン藤村がぽつりと「たこって雨が嫌いなんだよね…」 とつぶやく。
さらに風と波で船が大きくゆれ、1時間半後にはスタッフ全員船酔いでダウン。そんな中、キャプテン藤村だけが一人黙々とたこがかかる瞬間を待つ。「大人のたこパには、それにふさわしい最高のたこが不可欠」と、何度か漁場を変えながら果敢にチャレンジするも結局、時間切れ。
次回はいよいよ、「ホームたこパ」を開催!
横須賀東部漁協 直営店
神奈川県横須賀市平成町3の4
TEL:046(825)8735
営業時間:10時~15時 休 火・水・木曜
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