2017.10.24
最終更新日:2024.03.21

焼き鳥ラバー秋山具義さんがふらっと足を運ぶ焼き鳥屋3軒

接待や会食にもふさわしい店から気さくな大衆店まで、東京だけでもゆうに4000軒を超える焼き鳥屋があるという。「焼き鳥は毎日食べたいくらい好き」と語る、“焼き鳥ラバー”なアートディレクター・秋山具義さんがおすすめする3軒をご紹介。

焼き鳥ラバー秋山具義さんがふらっと足を運の画像_1

南青山 七鳥目 和食の知恵と技を串打ちに生かして

「松風地鶏など良質な鶏肉を使っているのはもちろん、最高級エル・フランスのうずら卵や、骨を抜いた手羽など、ユニークな串に出会える。店主の川名直樹さんの焼きも素晴らしく、『特製 凍結レモンサワー』¥800とよく合います」。和食出身の店主だからこそ、型にはまらない串打ちやコースの合間に登場する一品料理もクオリティが高い。「七鳥目コース」¥5,800(串焼き8本、一品料理約5品、ご飯、鶏スープ)。


南青山 七鳥目
住所:東京都港区南青山7の13の13 フォレストビル地下1階
TEL:03-6427-3239
営業時間:18時〜22時30分(L.O.)
定休日:日曜、第2・4月曜
※カウンター11席、個室1室

焼き鳥ラバー秋山具義さんがふらっと足を運の画像_2

目黒 鳥かど 真心こもった接客も魅力。今、最も予約困難の店

「ミシュランで1ツ星を獲得した『鳥しき』のDNAを引き継ぐ分店。シックな空間で、質の高い串が味わえます」。大将を任された小野田幸平さんも本店の心技を継承。串のトップとラストはポーションを小さく、肉厚な部位は真ん中に。塩、タレ、そして秘伝の6種の調味料を用い、ぎっしり組んだ炭で焼く串は、極上の味わい。基本はおまかせで、串焼き1本¥250〜400。ストップをかけるまで堪能できる。


目黒 鳥かど
住所:東京都目黒区目黒2の8の7地下1階
TEL:03-6417-9967
営業時間:18時〜24時(23時最終入店)
定休日:日曜
※毎月15日(休みの場合は翌日)に翌月の予約を電話にて受け付け。当日キャンセルや夜遅めの場合は、空くこともあり。カウンター18席

焼き鳥ラバー秋山具義さんがふらっと足を運の画像_3

やきとり 串右エ門 フレンチ出身の店主による格別に上品な味わいと余韻

バーを思わせるしゃれた空間。店主の鮫島亮さんが焼く串は実にエレガントだ。主役は、契約農家から直送&自ら一夜干しして旨味が増した伊達鶏。炭火でじっくり焼いた写真の軟骨、ハツ、幽庵焼きしたせせりは、宝石のように脂がキラキラ輝き、味わいはよどみなく、余韻は軽やか。「シメには必ず『ミニ つくね丼』¥1,000(スープ付き)を。ふわふわのつくねがまたおいしいのです」。「おまかせコース」7本¥3,000。


やきとり 串右エ門
住所:東京都港区麻布十番2の8の3 地下1階
TEL:03-3457-7673
営業時間:18時〜23時
定休日:月曜
※サービス料5%、カウンター15席


(UOMO10月号掲載)


Photos:Tohru Yuasa
Composition&Text:Yukino Hirosawa

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