2019.03.20
最終更新日:2024.03.07

旬のサカナで一杯。魚がウマい居酒屋、グルメのいきつけはここ!

昼は定食でパワーをもらい、夜はお酒と一緒に楽しむ。日頃から魚を愛する食通たちが通う名店とは? 【後編】は魚がウマい居酒屋のおすすめメニューを紹介!

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みたかや酒場 マグロの尾肉

「魚の鮮度とボリュームにびっくり! 下町の大衆酒場」

「安くてウマい下町の大衆酒場。牛煮込みなど名物メニューはいろいろありますが、実は豊洲などで仕入れている魚の料理も最高です」。珍しい部位が食べられるマグロの刺し身に加え、その日あればラッキーというのが写真の「尾肉」¥750(税込み)。これは厚さ5~6㎝もの新鮮なマグロの尾っぽをゆで、ウロコを丁寧に取り除き、秘伝のタレで3時間以上煮込んだもの。身はふっくら、皮はとろとろでやみつきになる。

齊藤 悟さんプロフィール画像
齊藤 悟さん
アーバンリサーチ 販売促進部 シニアマネージャー。グアムで漁港を歩いていたらサモア人の漁師に仲間だと勘違いされた過去が。アジは骨まで食べてカルシウムを補給。

みたかや酒場
住所:東京都江東区森下4-20-3
TEL:03-3632-4744
営業時間:16時30分~23時
定休日:日曜、祝日


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旬采 本日の“天然”地魚刺身

「新鮮な魚介と優しい店主に惚れてます(笑)」

料亭で修業を積んだ店主が営む二子玉川にある居酒屋。「まずは『天然モノのおいしさを知ってほしい』という店主の願いが詰まった、おそらく採算度外視であろう刺し身の盛り合わせを注文してほしい。あとはノドグロの焼き寿司、玄米をチョイスできるいくら丼…どれも最高です」。写真は、覇気を感じるほど新鮮かつ分厚い天然本マグロ、金目鯛、ミル貝など、旬の魚介が盛られた「“天然”地魚刺身」3人前¥3,500。

SHOさんプロフィール画像
SHOさん
プロレスラー。新日本プロレス所属。水産高校出身で、実兄も大学で魚を研究している。一級小型船舶免許を取得するほど釣りが大好き。

旬采
住所:東京都世田谷区玉川3-11-6 2階
TEL:03-3700-1660
営業時間:18時30分~翌2時
定休日:月曜 
※値段は魚の種類や大きさによって変動


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フライング フィッシュ あじフライとあじの燻製

「釣り人たちが持ち寄る、新鮮なアジが手軽に味わえます!」

周囲に釣り宿が密集しているということもあり、釣り人から買い取った魚や近海ものを使ったメニューが豊富。「主に東京湾で釣られたばかりの魚を使っているので、鮮度は最高。素晴らしい仕上がりの『あじの燻製』¥300(税込み)を嚙みしめてから、『あじフライ』1尾¥100(税込み)にかぶりつき、グーッとビールをあおる。これが至福の時なんです」。釣った魚を持ち込むと500gでドリンク一杯と交換してくれる。

上田勝彦さんプロフィール画像
上田勝彦さん
ウエカツ水産 代表。元水産庁職員であり、大学時代は漁師として働いたことも。現在は「魚食文化」の魅力を伝える活動で全国を飛び回っている。

フライング フィッシュ
住所:神奈川県横浜市金沢区瀬戸23-15
TEL:045-352-8588
営業時間:15時~23時、土・日曜12時~23時 
定休日:木曜


Photo:Ryuta Seki
Text:Yukino Hirosawa

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